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② 梶さんのガチ買いアイテム

「ザ トリロジー テープス」のTシャツ

夏スタイルのスパイスとなるグラフィックTシャツ。梶さんが今夏ガチ買いしたのはこちらの一枚だ。

Tシャツは梶さんの私物。

Tシャツは梶さんの私物。


推薦人:梶 雄太さん

こちらは、’90年代にアンダーグラウンドのUK音楽レーベル「モワックス(Mo’wax)」のグラフィック担当として一世を風靡した、ウィル・バンクヘッドが手掛けたTシャツ。

「当時まさにこのグラフィックTを着ていたので、見つけた瞬間に懐かしくて即買いしました。あの頃を思い出す復刻版です」。



実はこのTシャツは、ウィルが現在も運営するレコードレーベル「ザ トリロジー テープス」から発売されたもの。オフィシャルのタグがそれを物語る。

クラブカルチャーとファッションが密であった’90年代を体現するTシャツは、今の気分とマッチしつつ新鮮でもある。

「アスレチックニット」のホッケージャージ

もう一点、梶さんがこの夏のお気に入りと語るのが、祐天寺の古着店「トナリ(tonari)」で見つけたメッシュボディのホッケージャージだ。



「たまたま仕事も兼ねたリサーチで見つけたものです。おそらく’90年代前後のアイテムで、好きな配色だったので購入しました」。

ボディは、カナダのユニフォームメーカーとして名高いアスレチックニットのもの。



通気性抜群のフルメッシュボディとヴィヴィッドな色使いが、レトロな印象だ。オーバーサイズのTシャツ感覚で着られるから、使い勝手もいいという。

③ 荒木さんのガチ買いアイテム

「アーノルドパークスタジオ」のTシャツ

こちらのTシャツは荒木さんの私物。

こちらのTシャツは荒木さんの私物。

推薦人:荒木大輔さん

荒木さんが最近気になるというのが、アメリカのグラフィックデザイナー、アンディ・ベラー氏が設立したデザインスタジオ「アーノルドパークスタジオ」。

中でもお気に入りが、ウィリー・チャバリア氏が手掛けたポップなグラフィックTシャツだ。



「大きなバックプリント入りでも、モノトーンだから取り入れやすく、キャッチーなグラフィックも好みです。目の詰まった生地感、ゆったりとしたサイズ感もいい」。

メキシコ系アメリカ人(チカーノ)のウィリーが手がけるウェアは、アクの強いモチーフと上品なテーラリングに定評がある。Tシャツに関しては、ポップなグラフィックが持ち味だ。

「シティカントリーシティ×マーモット」のショーツ

もう一点、荒木さんが今年購入したのが機能性重視のショーツだ。

伸縮性と形態安定性を持った機能素材ソロテックスを使ったこちらは、「シティカントリーシティ」と「マーモット」のコラボモデル。



「結局夏にいちばん活用するのは、街でも山でもジムでも使えるショーツ。このショーツは軽量でイージーなはき心地も含めてベストです」。



ベタつきのない肌触りや、スマホも入るベンチレーション付きの大きなバックポケットなど、うれしいディテールも満載だ。合わせるトップスを選ばないモノトーンというのも荒木さん好みである。


3/3

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