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2023.08.15

ライフ

怪奇現象、連発! 原田龍二が心霊スポット「ヨコザワ・プロダクション」に挑んだ結果



東京・三軒茶屋に、その界隈では有名な心霊スポット「ヨコザワ・プロダクション」がある。誰が訪れても同じ怪奇現象が起きることで知られ、原田龍二さんも今年3月に初訪問した。

原田さんに「過去いち強烈だった」と言わしめた強烈体験とは? にわかには信じられない怪奇現象の数々、信じるも信じないもあなた次第。

▶︎第1弾 旧“処刑場”での恐怖体験。突如、手の痺れ、刀で切られたような痛み……
▶︎第2弾 真冬の廃温泉施設で、あわや全裸に。その原因はまさかの……

語り手は……
原田龍二さん原田龍二●俳優。1970年10月26日生まれ、東京都出身。第3回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト準グランプリ。『相棒』『水戸黄門』などテレビドラマや映画に出演多数。2021年4月からYouTubeチャンネル「ニンゲンTV」で心霊スポット巡りを開始。現在チャンネル登録者数は21万人。

原田龍二●俳優。1970年10月26日生まれ、東京都出身。第3回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト準グランプリ。『相棒』『水戸黄門』などテレビドラマや映画に出演多数。2021年4月からYouTubeチャンネル「ニンゲンTV」で心霊スポット巡りを開始。現在チャンネル登録者数は21万人。


心霊現象が100%起こる噂の俳優養成所


こんにちは、原田龍二です。今回は、僕が過去いち緊張した現場でのとっておきの体験をお話ししますね。



三軒茶屋に三角地帯があるじゃないですか。あの付近に「ヨコザワ・プロダクション」っていう、いまも使われている俳優養成スタジオがあるんです。心霊現象が100%撮れるらしく、これまでたくさんのユーチューバーたちも訪れて検証を重ねてきた噂の場所です。

その界隈では誰もが知るポピュラーな場所に僕も行ってみたわけです。時間帯は深夜でした。

開始5分で始まった怪奇現象の連発!



ヨコザワ・プロダクションは老朽化した雑居ビルの4階にある、こじんまりとした一室なんですね。入り口の扉を開けると、スタジオ全体を見渡せるくらい。

部屋のなかには芝居で使う椅子とかテーブルとかが無造作に置かれていて、ホワイトボードや黒幕もかかっている、すごく無機質な空間でした。

どういう現象が起きるかの事前情報はあったので、着いてすぐに1人検証を始めました。そしたら、開始5分くらいですかね。始まったんですよ……心霊現象が次々と。

左右に大きく揺れるホワイトボード……

現場にあったホワイトボード

現場にあったホワイトボード


部屋を暗くして、僕はどこを見るわけでもなく椅子に座って待ってたんですが、まず左手にあるホワイトボードが揺れました。ちょっと揺れてる、っていうレベルじゃない。左右に大きく、しかも、結構長い時間揺れてました。

さっそくそんなことが起きたものだから、僕は別フロアで待機してるスタッフにトランシーバーで連絡を取ってみたんです。そしたら、まったく応答がない。僕の声が聞こえてるのかもわからない。

今度は右の方から「コンコン」ってノックをするような音もして。「誰かいますか」って呼びかけたくらい、明らかに気配があるんですよ。

映像にも残っている男性のうめき声



そしたら、今度は「うぅーうぅー」っていう声が聞こえたんです。男性の低い、野太い声。唸り声のような感じでしたね。映像にもしっかり残ってますが、あれはさすがにちょっと怖かったな〜。

この時点で、今まで経験がないくらいの怪奇現象の連発なんですよ。何だこれって……!でも、まだまだ終わらない。怪奇現象はここからどんどん続くんです(笑)。

僕の真後ろから音がして、振り返ると水が吹き出してたんです、鏡から。

嘘でしょ。水が吹き出る鏡!?



したたり落ちるっていうどころの量じゃないんです。文字通り、吹き出してるんですよ。

鏡だよね? なんだこれって。何が起きてるのか僕もちょっとわからなかったですね。理解が追いつかない。

ヨコザワの実際の現場写真

ヨコザワ・プロダクションの実際の現場写真


後から部屋を明るくしてスタッフと検証をしたんですけど、鏡には細いチューブが張ってありました。チューブを辿れば水場につながってるんじゃないかと思って調べましたが、水が出てくるような場所はありませんでした。

チューブは途中、何かに食いちぎられた後もあったんで、そこからも水が出ていれば怪しさが増しますが、水は出てませんでした。

供養されずに捨てられた人々の怨念か



それからも部屋のライトがついたり消えたり、鈴の音が聞こえたり、怪奇現象の連発でした。今までいろんな場所を訪れて検証をやってきましたが、あんな体験は初めてでしたね。

で、そこからいつも同行してくれている降魔師の阿部吉宏さんが合流しました。阿部さんの見解では、どうやら僕らがいたビルは戦後間もなく、井戸を埋めて建てられたようだと。

その井戸に供養されずに亡くなった人が捨てられた。その怨念なんじゃないかという話でした。

スタッフ全員で聞いたガシャーンという金属音




阿部さんが合流してからも、右の壁の方からドンドンって叩く音がしたり、スタッフが全員合流した後は、頭上から何かが落ちたガシャーンっていう金属音を聞きました。

トリックがあるんじゃないかって、部屋の中や外をくまなく調べましたが、壁を叩くことができる部屋の構造ではなかったし、落下音がした場所を探しても何も出てこなかった。

いやー、その1時間弱のあいだに経験したことはほんとにすごかった。実際にこの目で霊にお会いすることはありませんでしたが、霊が見える人たちの世界に少し触れた気がしましたね。


さて次は、命にかかわる出来事が起きる、強烈すぎるラスト第4弾。心して、読んでほしい。

▶︎【大連発】原田龍二「こんなの初めてだ!」…深夜のヨコザワ・プロダクション1人心霊検証で、怪奇現象が連発!霊が話したがっている!?

ぎぎまき=取材・文 新澤 遥=写真

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