「備えよ! 夏フェス・PREパパラッチ」とは…… 国内最大級の音楽フェス「フジロック フェスティバル」の開催が、今週末に迫ってきた。当日何を着ていこうか本腰入れて考え始めた人も多いのでは?
今回は中目黒の人気セレクトショップ「ベンダー」改め「カバーコード ナカメグロ」で働く深美大樹さんのフェススタイルを紹介しよう。
【写真8点】「登山ギアを駆使した業界人のフェススタイル」の詳細写真をチェック この人をパパラッチ!
深美大樹●1996年生まれ。東京都出身。4年制大学卒業後、スニーカー販売員として働き、2020年にベンダーに入社。 プライベートではDJとしても活動し、趣味はレコード店巡り。好きなアーティストは Nu Genea 。
フェスを全力で楽しむショーツスタイル
アウター、パンツ=ともにラブ Tシャツ、ハット=ともにノンネイティブ シューズ=ノンネイティブ×エコー アイウェア=ブラン
今年はすでに「レインボーディスコクラブ(以下、RDC)」に参戦し、フジロック(全日)と秋のRDCも予定しているという深美さん。
都市型よりも野外フェスへの参加が多いだけに、スタイリングは予め悪天候を想定して組むことが多いという。
「野外のフェスはどうしても天候が崩れやすいので、基本的に防水か撥水性を搭載したアイテムを選びますね。今日はいつもフェスに行く格好。アウターとショーツをイギリス発のアウトドアブランドの『ラブ』で揃えています。
割と全力で楽しむタイプなので、ボトムスはロング丈ではなく動きやすいショーツをはくのがこだわりです」。
足元は、普段から登山時にも愛用しているという履き慣れた一足が相棒だ。
「ノンネイティブがシューズブランドのエコーに別注した完全防水のハイキングシューズ。スニーカーやサンダルよりも安心感があって好きなんですよね。このシューズは、お気に入りすぎて二足買いしました(笑)」。
いくら悪天候を想定しているとはいえ、強い日差しから身を守ることも必須だ。その秘訣が、ハットにあるそう。
「このノンネイティブのハットは、接触冷感機能が付いたジャージー素材でできているうえに、両サイドにベンチレーションを配しているので、フェスだけでなく日常でも愛用しています。
顎紐が付いているのでかぶらないときは首からかけられます。荷物にならないので意外とうれしいディテールなんです」。
ショーツで軽やかに、でも足元は履き慣れたアウトドアの一足でガッチリ固める。全身全霊でフェスを楽しみ尽くす深美さんのコーデ術は、フジロックでも役立つに違いない。