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2023.07.23

ファッション

フジロックの雨対策スタイル。スノーピーク企画担当者がシェルの下にサッカーユニフォームを着る理由



「備えよ! 夏フェス・PREパパラッチ」とは……

35度超えの猛暑だったり、突如大雨が降ってきたり……フェスでのコーディネイトは天気も考慮して選ばなければならない。

今回は人気アウトドアブランドのスノーピークの経営企画職として働く田島湧水さんに、悪天候も制すフェススタイルを見せてもらった。

【写真11点】「スノーピーク企画担当者の玄人スタイル」の詳細写真をチェック
この人をパパラッチ!

田島湧水●1993年生まれ。神奈川県出身。大学卒業後、アパレルメーカーを経て、2018年にアウトドアブランドのスノーピークに入社。趣味はバスケットボールで、好きなアーティストはyonawo。

田島湧水●1993年生まれ。神奈川県出身。大学卒業後、アパレルメーカーを経て、2018年にアウトドアブランドのスノーピークに入社。趣味はバスケットボールで、好きなアーティストはyonawo。

スノーピークの撥水アウターで悪天候を制す!

アウター、パンツ=ともにスノーピーク シューズ=ウーフォス アイウェア=ジュリアスタートオプティカル ハット=古着

アウター、パンツ=ともにスノーピーク シューズ=ウーフォス アイウェア=ジュリアスタートオプティカル ハット=古着


土砂降りの雨模様にもかかわらず、愛車のピストバイクで颯爽と現れた田島さん。

アクティブ派の田島さんは、今年だけで「ザ ドゥーオーバー トウキョウ」と「森、道、市場」に参戦し、「フジロック」と「サマーソニック」、さらには福岡の「サンセット ライブ」も行く予定だそう。

なかでも3年連続かつ全日参戦のフジロックを想定したスタイリングを披露してもらった。





「やっぱりフジロックは今日のように雨が降るので、しっかり雨から体を守るアイテムが必須です。このスノーピークのポンチョを必ず持っていきますね。

自転車も楽々漕げるくらい大きめのシルエットなので、リュックなどを背負ったままでも上から羽織れて、随所が開閉できるから何かと便利なんです。

それに、パッカブルだから持ち運びが楽だし、フロントに止水ジップのビッグポケットが付いているのも気に入っていますね」。

パンツも同じく撥水性を搭載したスノーピーク製。アウターとセットで着用すれば、雨の中でもフェスを満喫できる。そして足元にはいくつものフェスに参戦してきた田島さんならではのこだわりが。



「フェスの相棒はウーフォスのウーキャンドゥというリカバリーシューズです。

フェスでは靴下を履きたくないのですが、歩き回るし足場が悪いときには心配なので、全体を覆うデザインだけどサンダルっぽいこのモデルを重宝しています。

実は、もともとアッパーにフィット感を高めるためのベルクロバンドが付いていたんですが、サッと脱ぎ履きしたかったのでスリッポン仕様にしちゃいました」。

古着のサッカーユニフォームを愛用。

古着のサッカーユニフォームを愛用。


トップスは近頃人気が急上昇しているサッカーユニフォーム。中でも、2002年日韓W杯大会でデビッド・ベッカムも着用していたイングランド代表のアウェイユニフォームをチョイスした。



「ユニフォームって、やっぱり着心地が良いし吸汗速乾機能も高い。夏フェスでは重宝しています。

野外では雨はもちろん、暑さと日差しも避けられないので、このユニフォームとジュリアスタートオプティカルのサングラス、今年古着店で買ったハットは、どのフェスでも必需品です」。

幾度のフェスを経て研ぎ澄まされていった田島さんの“ザ・フジロックスタイル”。今年参戦予定の人は、ぜひお手本にしてほしい。

YOSHIAKI HIKINUMA=写真 Riku Ogawa=取材・文 

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