▶︎すべての写真を見る 夏をエンジョイするための色といえば、爽やかでクリーンな白が筆頭。
とりわけデイリーに出番の多い白Tシャツは、いつでも清潔な白であってほしい。
だから用意しておきたい、いくつかのモノ。
洗濯機に放り込む前に、“予洗い”すれば白さが長持ちする
一度袖を通すと病みつきになるといわれる空紡糸を使用したパックT。5万7200円[3枚パック]/ビズビム(エフ アイ エル トウキョウ 03-5778-3259)
真っ青な空や海に、爽やかに映える色といえば白。そんな白の魅力を男が纏うなら、クルーネックのTシャツが大定番だ。
丸胴仕様の6.2オンス。首回りのリブもヘタレにくくジャケットやシャツのインナーに最適。 8250円[2枚パック]/フレッシュサービス(フレッシュサービス ヘッドクオーターズ 03-5775-4755)
とはいえ、例えばパックTのパックを開封したての白さが、いつまでも保てるかといえば、正直、難しい。
ならば、黄ばみや汚れの蓄積を最小限に抑える方法はないのだろうか?
日本が誇る白T専門店がロスアパに別注した7.5オンスのパックT。モックネックの限定仕様。1万1000円[2枚パック]/ロサンゼルス アパレル ×シロティ(シロティ 03-6804-5746)
ドイツ発のランドリーグッズブランド「フレディ レック」の開発担当、鈴木新さんによると、大切なポイントは目に見えない皮脂汚れなどを意識的にケアすることだという。
そのために予洗いの重要性を説く。
[左]皮脂、油汚れをしっかり落とす弱アルカリ性のランドリー洗剤。無香料。600ml 1320円/フレディ レック 03-3723-6521 [右]NY生まれのシミ抜き洗剤。植物性原料のみを使っており、排水ケアも心配なし。475ml 3080円/ザ・ランドレス(ユーソニアン グッズ ストア 03-5410-1776)
「夏は特に汗や皮脂汚れが多く発生するため、洗ったつもりでも目に見えない汚れが残っていることが多いのです。
それが黄ばみの原因になるのですが、予防するためには、洗濯機で洗う前に、40℃ぐらいのお湯で手洗いするのが効果的。特に襟や袖は重点的に洗うのがベターです。
[上]Tシャツの部分洗いに最適な豚毛を使ったランドリーブラシ。1540円/フレディ レック [下]牛の胆汁を使い、その乳化作用で衣類のシミ抜きに効果を発揮する洗濯用石鹸。495円/ガルザイフェ(ともにフレディ レック 03-3723-6521)
ドイツでは古くから牛の胆汁を使った石鹸が使われていて、皮脂汚れを落とすのに多くの方が活用しています。石鹸を泡立てて、専用のブラシを使って汚れの付着しやすい部分を軽くブラッシングする。
洗濯機で洗う前にそのステップを踏むだけで、Tシャツの白さは格段に長く保てます」。
白い衣類専用の粉洗剤。カリ石鹸がベースで、漂白剤、蛍光増白剤フリーなのに、驚くほど白さが増す。500g 3850円/リブレ(リブレ三宿 03-5431-0970)
くれぐれも白Tを洗濯機に放り込んだだけで洗ったつもりにならないようご注意を。
予洗いをルーティンに加え、さらに純白にこだわるならば、「洗浄力が強くて環境にも優しい弱アルカリ性の洗剤を使うのが理想的」とのことだ。
FREDDY LECK
2008 年にベルリン北部で設立されたランドリーグッズブランド。コインランドリーとカフェが一体化した“ウォッシュサロン”のパイオニアでもある。