▶︎すべての写真を見る 「あぁ、これ以上オジサンになりたくない」。そんな大人の男たちに向け、若々しくあるためのメソッドを探るべく立ち上げたオーシャンズの連載「
STAY YOUNG総合研究所」。
今回は、連載の中から、「老け顔」問題を解消する4つのケア方法をお届けしよう。
何もしなければ老ける一方。ちょっと手をかけてあげるだけで、若々しさをキープできる!
①“目のクマ”退治!
ふと鏡で顔を見ると目の下に“クマ”が……。老いや疲れを強力にアピールするこのトラブルはステイヤングを志すオーシャンズ世代の宿敵だ。
アンチエイジングに精通し、セルフケアアドバイザーとしても活躍する医師がクマの見分け方とケアの方法を指南する。
「クマは3種類に大別できますが、最もメジャーなのが“青クマ”です。もともと目の下は皮膚が非常に薄く、かつ脂肪も少ないため、毛細血管が見えやすい部分。
血流が悪くなると局所の酸素濃度が低下し、それが青黒くなりクマとして表れるんです」(医師・大西良佳さん)。
青クマの原因は長時間のパソコンやケータイの操作などによる顔回りの血行不良。
さらにオーシャンズ世代は、ほかの2種類、“黒クマと茶クマ”の出没にも警戒する必要があるという。
②その老け顔、眉が原因かも!?
「40歳を過ぎてから、眉毛がボーボーになった」と首を訝しむおじさんは少なくない。何を隠そう、それは加齢の仕業。
40歳を過ぎたあたりから男性ホルモンの分泌が減少し、眉毛の毛周期が乱れやすくなる。結果、眉毛が際限なく伸び続け、まるでシュナウザー犬のような顔になってしまうのだ。
そんな老け眉毛の救世主が、ハリウッドブロウリフトである。
「今まで眉毛はほぼ放置状態にしていました。自分で手入れをするのはけっこうリスキーじゃないですか。とはいえ、眉毛がボーボーだと老けて見えるし。
そんなとき、知り合いの男性モデルや妻がこのハリウッドブロウリフトをやっていて、眉毛がキリッとして表情も良く見えたのがいいなと思いまして」(1980inc代表・鈴木真悟さん)。
③その老け顔、“口呼吸”のせいかも!?
シワやたるみといった老け顔の進行を憂うオーシャンズ世代は少なくないだろう。てっきり年齢や疲れのせいかと思いきや、内科医の今井一彰先生によれば、「口呼吸が原因かもしれません」と言うのだ。
「意外と知られていませんが、口で呼吸をすることはカラダにいいものではありません。
その理由は、ずっと口で呼吸をしていると、異物をブロックしたり、空気の乾燥からカラダを守ったりするという鼻の機能が衰えてしまうから。
さらに口の中が乾けば、のどが乾燥して感染症を引き起こしやすくなるほか、唾液が本来の機能を発揮できなくなり、口臭や口内炎、歯周病の一因にも」(今井一彰さん)。
④「歯列矯正」が最高の自己投資である理由
欧米では歯並びをきれいにするのは身だしなみのひとつとして考えられている。
その文化を知り、日本のビジネスパーソンの間でも歯列矯正をする人が増えてきているという。
「意外と知られていませんが、歯並びは見た目だけでなく、健康寿命にも影響を及ぼします。
歯並びが良くなると、歯磨きの際の磨き残しが減るため、虫歯や歯周病、口臭を防ぐことができます。
また、食べ物をちゃんと嚙み砕くことができるようになるため、栄養素をしっかり吸収でき、内臓への負担も少なくなるんです。ほかにも、口呼吸や睡眠の質が改善するなど、さまざまなメリットがあります」(歯科院長・西尾万樹さん)