
寒い時季に頼りになるモンベルの冬アイテムを厳選してピックアップ!
前編に引き続き、モンベル広報部の長井洋高さんにアイテムの魅力を解説してもらおう。注目はやはり、50周年の記念アイテムだ。
【写真10点】「旧ロゴが熱いモンベルの冬アイテム」の詳細を写真でチェック話を聞いたのは…
長井洋高さん●モンベルの広報部としてメディアとの橋渡しを担当。休日は登山やカヤック、キャンプなど家族と一緒にアウトドアを楽しむ。
バイク乗りのためにつくられたスウェットをアップデート
「50th MCスウェット」は、モンベルのラインナップの中でもひときわニッチな、「モーターサイクル」のカテゴリーから開発された一品だ。
「50th MCスウェット」9400円/モンベル 06-6536-5740
創業50周年を記念してつくられたアイテムのひとつで、オリジナルの発売は1984年。デザインや色使いが、当時のバイクシーンを思わせる。

「トライアル国際A級ライダーの山本昌也さんとの出会いから開発が始まったとされるアイテムです。ストレッチ性の高い生地をベースに、肩やヒジに補強が施されています。
これはマシンの熱や転倒時の摩擦から身を守るためのギミックで、当時はノーメックスという難燃性の素材が使われていました」(長井さん、以下同)。

復刻モデルでは、その特徴的なデザインはそのまま、ストレッチ性を持たせたフリース地「ストレッチクリマプレス」をメイン生地に使用。特徴的な補強部分には摩擦に強い素材が使われている。ロゴは当時のままだ。
旧ロゴを手軽に楽しめるベーシックなスウェット
同じく50周年の記念アイテムとして、「50thコットン スウェットシャツ Mマーク」も人気が高い。
「50thコットン スウェットシャツ Mマーク」7700円/モンベル 06-6536-5740
シンプルかつベーシックな長袖のスウェットシャツに、「丸ロゴがかわいい」と評判の旧ロゴが大きくプリントされている。

「春夏にウィックロンという速乾性の素材を使った同じデザインのTシャツも人気がありましたが、こちらはそのスウェット版。コットンとポリエステルを混紡した素材を使っていて、暖かくて柔らかな肌触りが特徴です」。
裏起毛で温かく、冬場でも気軽に着回せるアイテムとしておすすめだ。
極寒に耐える極厚手のアンダーウェア
モンベルが誇る、冬のアンダーウェアの定番「スーパーメリノウール」シリーズにも、ニューアイテムが加わった。
「スーパーメリノウール EXP.プラス ラウンドネックシャツ Men’s」1万2100円/モンベル 06-6536-5740
「スーパーメリノウールを使用したアイテムの中でも最もベーシックなラウンドネックシャツは、これまで薄手、中厚手、厚手の3種類のみでしたが、今シーズンから『極厚手』が加わりました。
スキーやスノーボード、早朝の釣りなど、そこまで発汗しないアクティビティの際には重宝しますし、冷え性の方などにもおすすめです」。

触ってみると、ヘビーオンスのTシャツくらいのしっかりとした厚みがある。これ一枚でも十分、温かいので、普段使いならロンT感覚で着られそうだ。
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