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2023.06.14

流行の「クロスオーバー」って説明できる? 街乗りSUV派なら知っておきたい最新モデルを解説



「クロスオーバー」とは、異なるモノを組みあわせて新しいモノを作り出すこと。

音楽でも1970年代に、ジャズやロックやR&B、クラシックといった他ジャンルを融合した音楽をクロスオーバーと呼んでいたが、車の場合は「SUVっていうよりは、クーペっぽいし、街乗りが中心」というモデルに対し、メーカーも積極的にクロスオーバーという言葉を使うようになっている。

つまり、これまでのSUVやセダン、クーペとはちょいと違うよ、というのがクロスオーバー。それが今のトレンドで、先日開催された上海モーターショーにもさまざまなクロスオーバーのニューモデルが披露されていた。
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【写真27点】「最新のクロスオーバー車」を写真でチェック
 

初のクロスオーバーは、スタイリッシュな4ドアクーペをリフトアップ

プジョー「408」。先進の安全運転支援機能もしっかり装備されている。

プジョー「408」。先進の安全運転支援機能もしっかり装備されている。


昨年日本に導入されたハッチバックの308を、ちょいリフトアップしてリアをクーペルックにしたモデルが、408だ。

プジョー初のクロスオーバーモデルは、全長だけ見ればトヨタハリアー並みだけど、全高が1478mmとハリアーより約180mmも低い。



というか、SUVと考えるとかなり低い。それでいて、最低地上高は188mmも取られている。「スタイリッシュな4ドアクーペをリフトアップしました!」的なモデルだ。

インテリアは308に準じている。シフトノブは小さなレバーに。

インテリアは308に準じている。シフトノブは小さなレバーに。


しかもホイールベース(前輪と後輪の距離)は308より110mm長い2790mm。だからスタイリッシュな4ドアクーペといっても、後席が広い。

トランク容量も536Lとハリアーより100L以上も大きい。キャンプ道具をたっぷり積めそうな、スタイリッシュなクロスオーバーだ。

電気自動車バージョンも用意されているという。

電気自動車バージョンも用意されているという。


既にヨーロッパや中国で販売が開始されている。ヨーロッパ市場でのパワートレインは1.6Lターボ+モーターの、2種類のプラグインハイブリッドシステムと、1.2Lターボの3つ。 

これでキャンプに行けば目立つこと間違いなし! 日本への導入も予定されているようだから、心躍らせて待ちたい。

 

斬新デザインなポールスターのハイパフォーマー

「ポールスター4」。後席の快適性を考えた新しいモデルとして設計されたという。

「ポールスター4」。後席の快適性を考えた新しいモデルとして設計されたという。


かつてはボルボの高性能車を手掛け、現在は電動車に特化したハイパフォーマンスブランド、ポールスター。

つい最近、近未来的な電気自動車のSUVであるポールスター3を紹介したばかりだが、先日開催された上海モーターショーでは、ニューモデルのポールスター4が早くもお披露目された。

 
サイズはポールスター3とほぼ同じ。3と比べてノーズや背が低いクーペルックなSUVといったところか……と思っていたら、ない! リアウインドウがないのだ!

いったいどうやって後ろを確認するのかと思ったら、リアカメラがルーフに設置されていて、インパネのスクリーンに表示できるのだとか。

また、後ろに窓がない後席乗員のために!? ルーフには巨大なガラスルーフが備わり、光を届けてくれるという。

全長は約4.8m、全高は約1.5mだが、全幅は約2.1mもある。その分後席もきっと広々しているだろう。

全長は約4.8m、全高は約1.5mだが、全幅は約2.1mもある。その分後席もきっと広々しているだろう。


考えてみれば、確かに後席に乗って後ろを振り返るなんてまずないから、これは理にかなっているのかも。だいたい、ポールスターの各車はハイパフォーマンスマシンだ。

これまで1〜4まで発表されてきたけれど、中でも4は最も速く、0-100km/h加速は3.8秒とスーパーカーなみ。

もちろんボルボ系ブランドゆえ、自動運転時代を視野にいれた先進安全運転支援技術も揃っている。またGoogleのOSが搭載されたコネクテッドカーだから、車内での操作は何でもラクチンだし、ソフトウェアのアップデートも随時行ってもらえる、と中身も前衛的。

頭上の巨大なガラスルーフは透明/非透明の切り替えが可能。 

頭上の巨大なガラスルーフは透明/非透明の切り替えが可能。 


このポールスター4,今年11月から中国で販売が開始され、その後ヨーロッパや北米など他の市場にも展開される予定。果たしてそこに日本は入れてもらえるのか?
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日本にピッタリなコンパクトクロスオーバー

「bZスポーツクロスオーバーコンセプト」。

「bZスポーツクロスオーバーコンセプト」。


既にさまざまなサイズや価格帯のSUVを数多く作っているトヨタ。

さらにクラウンでは発売済みのクロスオーバーを筆頭に、セダンやワゴンまでラインナップする予定だから、まさに水の漏れる隙間がないのだが、唯一まだ大きな穴が開いていると言えるのが電気自動車分野だ。

 
……なんて心配は不要とばかりに、トヨタは中国の電気自動車メーカーであるBYDと2019年に共同開発契約を締結した。

昨年は両社の合弁会社BTETを中心に開発した、セダンタイプの電気自動車、「bZ3」が登場したが、今年の上海モーターショーでは2台の電気自動車のコンセプトモデルを発表した。
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もちろん、こちらも合弁会社BTETを中心に開発されたモデルで、2024年には市販車が中国市場に投入される予定だ。

クラウンやプリウスでお馴染みの新しいトヨタ顔。アクティブでアイコニックなスタイルを目指したのだとか。

クラウンやプリウスでお馴染みの新しいトヨタ顔。アクティブでアイコニックなスタイルを目指したのだとか。


その内の1台が、「bZスポーツクロスオーバーコンセプト」。サイズや動力性能など詳細は不明だが、壇上の人と比べると、けっこうコンパクト。

さらに「Z世代と呼ばれる若い世代のお客様に向け」と言うから、手頃な価格=コンパクトカーになるんじゃないだろうか。

壇上の人と比べると、けっこうコンパクトなサイズであると予想できる。

登壇者と比べると、けっこうコンパクトなサイズであると予想できる。


日本市場を見てみれば、軽自動車サイズの日産サクラが売れているように「大容量バッテリーを積んで遠くまで行けるのはいいけれど、充電に時間がかかるし、高い。それならちょい乗りできる、手頃な価格の電気自動車がいいな」というニーズはまだまだありそう。

なのでトヨタさん。このコンパクトクロスオーバー、日本にも導入してくれませんか?
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