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2023.04.08

パルスレーザー搭載!? ボルボベースの1300万円EV「ポールスター3」の見たことないハイスペック

「ポールスター3」。全長約4.9m×全幅約2.1mの(日本では)大柄なサイズに、2列5人分のシートが備わる。

「ポールスター3」。全長約4.9m×全幅約2.1mの(日本では)大柄なサイズに、2列5人分のシートが備わる。


“パルスレーザー”と聞くと、SF映画の宇宙兵器のような響きだが、ポールスターの最新SUV「ポールスター3」が搭載するパルスレーザーは、もちろん武器ではなく、近未来のドライブ体験を露わにするような技術だ。

ポールスターとは、かつてのボルボの高性能部門のこと。

メルセデス・ベンツならメルセデスAMG、BMWならBMW Mといった、レースで勝てるようなハイパフォーマンスモデルを手掛けていたブランドだ。

【写真8点】「パルスレーザー搭載の最新電動SUV、ポールスター3」の詳細写真をチェック


EVに特化したボルボベースのハイパフォーマンスカー

大型ガラスルーフは標準装備。

大型ガラスルーフは標準装備。


それが2017年から、同じハイパフォーマンスモデルでも、電動車に特化するブランドへと進化した。

そのポールスターが放ったハイパフォーマンス電動車の第3弾であり、初のSUVが「ポールスター3」。前後にひとつずつモーターを搭載するBEV(電気自動車)で、最大航続距離は610km。
 
エアサスペンション、21インチアルミホイールは標準装備。

エアサスペンション、21インチアルミホイールは標準装備。


全長はメルセデス・ベンツ「GLE」やBMW「X5」とほぼ同じ。しかし全幅はGLEやX5より広い2120mm(ミラー含む)もあり、それでいて全高は2車より低い1627mm。つまりワイド&ローなのだ。

同じプラットフォームであるボルボ「EX90」(ボルボの最新電気自動車SUV)と比べても幅広で、低いフォルム。しかもボルボの数年先の未来を照らすかのような、先進的なデザインを備えている。

ボルボ車よりシャープなハンマーヘッドライト。

ボルボ車よりシャープなハンマーヘッドライト。


ボルボでもお馴染みの「ハンマーヘッドライト」はやけにシャープだし、だいたい、ボンネット上にはよく見ると小さな翼(スマートエアロウイング)が載っている。

先進的なのは見た目だけでなく、もちろん中身も。5つのレーダー+5つのカメラ+12個の超音波センサーによって、自動運転に繋がるような先進安全運転機能を提供してくれる。

巨大なタッチスクリーンでさまざまな機能を操作。

巨大なタッチスクリーンでさまざまな機能を操作。


さらに今年夏までには例のパルスレーザーを含む追加ユニットが用意され、これを取り付けると周囲を3Dスキャンして、より詳細な周辺情報を把握できるようになるので、さらに自動運転に近づくのだという。

センサーは車内にもあり、子供やペットの“閉じ込め”を防ぎ、万が一誤って車内に残してしまっても、センサーと空調が連携しているため、彼らの熱中症や低体温症を防いでくれる。
 
メーターもディスプレイのみで、スッキリ。

メーターもデジタルディスプレイのみで、スッキリ。



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