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2023.06.10

ボルボのリムジン、レクサスのミニバン、マイバッハのSUV。現代の“リアル高級車”3選



もはやVIPたちは大型の高級セダンに乗り込まない。

今どき日本の芸能人やお偉いさんたちはミニバン移動が当たり前だし、プレミアムブランドはセダンではなく、SUVの後席にVIPのためのスペースを用意している。

そんな最新の後席重視高級車のトレンドが、先日開かれた上海モーターショーでも示されていた。

【写真45点】「レクサス、マイバッハ、ボルボの最新高級車」を写真でチェック  

今秋から日本のシャチョーはこのレクサスにこぞって乗る!?

レクサス「LM」。LMは「ラグジュアリー・ムーバー」を意味する。

レクサス「LM」。LMは「ラグジュアリー・ムーバー」を意味する。


2020年にレクサスが中国市場に送り込んだプレミアムミニバンが「LM」だ。

日本のトヨタ「アルファード」のレクサス版だが、日本で間もなくアルファードがフルモデルチェンジするのに合わせて、LMも2代目へと進化した。



初代も、日本のアルファードにはない4人乗りが設定されたほど、後席を重視した高級ミニバンだっただ、2代目に進化するにあたり、LMのラグジュアリー度にさらに磨きがかけられた。

後席に座ると、目の前には大きなパーティションが備えられている。そこには48インチのワイドディスプレイとスピーカー、シャンパンなどが冷やせる冷蔵庫、カバンなどを収められる収納が備わる。

シートの手元には、スマホのような脱着式コントローラーが2名分備わり、タッチパネルを操作して空調やシートポジション、サンシェード、照明などをコントロール。

シートの手元には、スマホのような脱着式コントローラーが2名分備わり、タッチパネルを操作して空調やシートポジション、サンシェード、照明などをコントロール。


さらに、シートだけでなく足(オットマン)と腕(アームレスト)にまでシートヒーターを採用。寒い日は全身を素早く温めてくださいね、というわけだ。



しかも後席専用のセンサーが、乗員の顔/胸/太もも/下ももの4つの部位の温熱感を推定。それに沿ってエアコンやシートヒーターの温度を適温にしてくれるという。

静粛性は徹底的にこだわられ、あえて外部の音を完全にシャットアウトするのではなく、音の適度な反射により「心地よい静粛性」を実現したとする。

静粛性は徹底的にこだわられ、あえて外部の音を完全にシャットアウトするのではなく、音の適度な反射により「心地よい静粛性」を実現したとする。


ちなみに、この2代目LMは今年秋には日本でも販売されるらしい。日本のVIPの皆さん、この秋にディーラーで確認してみてはいかがでしょう!?


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