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例えばリフターとベルランゴを比べても、見た目はもちろん、リフターのほうがステアリングの径が小さく、最低地上高は高い。またスノーやマッド、サンドなど路面状況に合わせて走行モードが選べる「アドバンスドグリップコントロール」はベルランゴには備わっていない。

 写真は電気自動車のためシフトはスイッチ式だが、リフター&ベルランゴはダイヤル式。日本仕様のドブロも同じ!?

 写真は電気自動車のためシフトはスイッチ式だが、リフター&ベルランゴはダイヤル式。日本仕様のドブロも同じか!?


操縦性や乗り心地も、スポーティなリフターとSUVライクなベルランゴという具合に“味付け”が変えられている。

だからドブロも、恐らく料理人フィアットによって、両車とはまた違う“味”が提供されるはずだ。

 頭上の収納もリフター&ベルランゴ同様複数備わりそうだ。

 頭上の収納もリフター&ベルランゴ同様複数備わりそうだ。


だいたい、ヨーロッパのドブロはバッテリーEV(電気自動車)のみなのに対し、日本仕様ではリフター&ベルランゴと同じ1.5Lディーゼルターボを搭載するらしい。

また電気自動車版にはない7人乗りのロングボディモデルも一緒にリリースされそうだ。そこからして「日本人はどんな味が好みか?」とフィアットが調理法を思案した様子がうかがえる。

 2列目シートは3座独立で、それぞれ写真のようにキレイに畳める。

 2列目シートは3座独立で、それぞれ写真のようにキレイに畳める。


「まもなく日本上陸」というドブロのティザーサイトでは「趣味の楽しさを堪能する人」と「理想のライフスタイルを過ごしたい人」のために「思いを叶える」としている。

ドブロの登場でますます戦国時代は激化しそうだけど、おかげで“趣味を楽しみたい”“理想のライフスタイルを過ごしたい”我々にとっては、選択肢が増えることになるのだから、その詳細を心待ちにしたい。

籠島康弘=文

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