BMW、ベンツ、ポルシェと、錚々たる愛車遍歴をお持ちの槙野智章さん。現在どっぷり魅力に取りつかれているのが、2017年から公私を共にするテスラの「モデルX」だ。
かれこれ6年を数える付き合いの相棒について、その愛すべきポイントを余すことなく語ってもらった!
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槙野智章●1987年生まれ、広島県出身。2007年にサンフレッチェ広島にてJ1デビューを飾り、1.FCケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸でプレー。2018年ロシアW杯のメンバーにも選出される。昨年引退を表明し、現在はサッカー解説を中心に、神奈川県社会人リーグ1部品川CCのテクニカルアドバイザーにも就任するなど精力的に活躍中。インスタグラム (@makino.5_official)、YouTube「槙野智章のオレじゃけん」
最先端の車に感じた驚きと興奮
槙野さんがテスラと出合った2017年といえば、世界の先進国が2040年までにガソリン車およびディーゼル車の販売を停止し、電気自動車への転換を促す政策を発表していた頃。
インフラもまだ整っていなかったはずだが、テスラの購入に踏み切った理由は何だったのか。
「以前から、世界の起業家や名だたるビジネスマンたちの考え方に興味があったんです。それこそ、イーロン・マスクも以前から注目していましたし、画期的な電気自動車を作っていることは知っていました。その後、テスラが日本へ上陸することになり、乗ってみたい衝動に駆られたんです」。
当時、国内に到着したのはわずか5台。そのうちの1台を槙野さんは手に入れた。そこに不安などはなく、むしろポジティブで刺激的な要素しかなかったと話す。例えば、テスラならではのドアだ。
「通称“ファルコンウィング”。まさに、空でも飛べそうなドアが格好いいですよね。8つのカメラが外に付いていて、横にいる車や人を察知して、当たらないように開くんです」。
キーにもテスラらしい遊び心が溢れている。
「鍵と車が一緒の形をしているんです。今、トップが開いているじゃないですか? そこと同じ場所をトントンと叩くと閉じる。しかも、アプリと連動してエアコンをつけたり、ドアを開閉したりすることも。もうスマホ感覚で車を動かせるんですよ」。
充電においてもマイナス要素はあまり感じなかったという。
「アンペアにもよりますが、テスラ専用の充電機器のスーパーチャージャーでしたら、1時間ほどでゼロからフル充電が可能です。一般家庭やそれ以外の充電設備であれば、3時間ほどを見ておくといいかもしれませんね。
空いた時間を利用してこまめに充電したり、就寝時間を充電に当てたりなど、いろいろやりようはありますからそこまでストレスは感じないと思います。もうスマホを充電するような感覚に近いですね」。
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