▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 今、世界で最も勢いがあると言っていい電気自動車メーカーのテスラ(TESLA)。そのSUV第2弾「モデルY」が、ついに日本でも6月から販売が開始された。
実はこのモデルY、海外では約2年前からされており、ベースであるセダンタイプのモデル3と合わせると、2021年の1年間だけで90万台以上売れている。この2車種でテスラの全販売台数の90%以上にもなるほどの人気車種。
日本であっという間に人気になるであろうモデルY、今のうち知っておいて損はないだろう。
サイズも価格も、ちょうどいい「テスラ」
テスラのSUVといえば2016年から販売されているモデルXがあるが、それはモデルSがベース。そのためサイズは全長5m超、全幅も2m超と日本で乗るにはかなり大きい。
その点モデルYは、全長4751×全幅1921×全高1624mmだから、日本の街中でも全然OKなサイズじゃないだろうか。
ちなみにこのサイズはメルセデス・ベンツのEQC(全長4770×全幅1885×全高1625mm)とほぼ同じ、日産のアリア(全長4595×全幅1850×全高1655〜1665mm)よりちょっと大きいという感じだ。
昨今の原材料費の高騰で、ほかのテスラ車も小刻みに値上げされているだけに、価格も気になるところ。
執筆時点ではRWD(後輪駆動)の車両本体価格は643万8000円、パフォーマンスモデル(デュアルモーターAWD)はが833万3000円。
ベースのモデル3(RWD)が596万4000円、パフォーマンスモデルが793万9000円だし、アリアの539万円〜、EQCの960万円〜と比較すれば、高いとも言えない値段だろう。
ちなみに航続可能距離はモデルXが536km〜560kmなのに対し、モデルYはボディが小さいにもかかわらず507km〜595km。
一方でモデルXは約1300万円〜だから、価格がその半額以下と考えると、コスパは高いかも。
さすがにセダンのモデル3(565km〜689km)には及ばないが、日常使いには十分だし、日帰りの郊外へのお出かけ程度なら問題ないだろう。
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