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週末の夜更かしが1週間をダメにする

あなたの睡眠サイクルは平日と休日でどれぐらい異なるでしょうか? 平日と休日で目覚める時間が2時間以上ずれている人は要注意です。平日は寝不足続きで休日にたっぷり眠って補うというサイクルは、心身に良くありません。

我々の身体の中には「体内時計」が備わっています。朝目覚めてから14時間~16時間が経つと、脳がメラトニンという睡眠を促すホルモンを分泌させ、身体の深部体温が下がり眠くなる仕組みになっています。そのため平日と休日で極端に睡眠サイクルがずれる生活をすると、体内時計もずれてしまうのです。土曜日と日曜日に昼まで眠ってしまうと、日曜日の夜になかなか眠くならないという状態になりがちです。

日曜日の夜に眠くならず深夜まで夜更かししてしまうと、1週間のスタートである月曜日に寝不足で目覚めることになります。しっかり眠って爽やかに1週間をスタートするのと、寝不足でぼんやりした頭で1週間を始めるのとでは、仕事の質に雲泥の差が生まれてしまいます。

そこで体内時計がずれないような生活習慣を構築することが大切です。つまり平日は寝不足、休日に睡眠負債を返済するという生活リズムを改善する必要があります。極力平日と休日の睡眠時間のずれを少なくして、休日も平日に近い睡眠サイクルに整えるのです。

平日に早く眠るためには、仕事の仕方を改善しなければなりません。仕事のやり方などを変え、残業を減らして帰宅を早くしましょう。早く帰宅すれば夕食を食べる時間も早くでき、そのあとのリラックスタイム、入浴も前倒しできます。そうすれば、しっかり眠って翌朝には疲れがとれてリフレッシュした目覚めを得られるのです。

1日の疲れをその夜の睡眠で回復できれば、週末は朝からワクワクしながら元気に目覚め、積極的に活動できるようになります。充実した休日を過ごして、次の1週間を迎え撃つような気持ちの月曜日の朝にしたいものです。

休日は朝目が覚めたら、そのままベッドの中でごろごろ、うとうとするのはやめて、スパッと起きて窓を開け、太陽の光を浴びる習慣を持ちましょう。10分~15分の朝散歩ができれば、全身に太陽の光を浴びられてなお良いです。


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