© 2023 Lucasfilm Ltd. © 2023 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
▶︎すべての写真を見る ゴールデンウィークは予定がびっちり! という人がいれば、当然「特にやることなし」派もいるはずだ。ならば、まとまった時間がなければ“いっき観”できない映画をまったり観てみてはどうか?
そこで、どのくらいの時間が潰せるかの目安となる「観了時間」とともに、名作とされるシリーズもののお届けだ。
①『スター・ウォーズ』
9作品の観了時間=約20時間35分
ディズニープラスで配信中。© 2023 Lucasfilm Ltd.
今年、ルーカスフィルム・リミテッドが新作映画3本を制作中であることを発表した『スター・ウォーズ』。まさに、この連休中にしっかりおさらいしておきたい作品だ。
ジョージ・ルーカスによる世界一有名なスペースオペラシリーズであり、何度観ても新たな発見があって楽しめる。そして、観返す都度、スピンオフのテレビシリーズ作品を探したり、グッズをネットで探してしまう人も少なくないだろう。
© 2023 Lucasfilm Ltd.
言うまでもなく、子供も夢中になるのが同シリーズの魅力だ。『エピソード1 /ファントム・メナス』(1999年)のレースシーンなんて観ている方が飛んでいる気持ちになる。飛行機や車が好きな子供にはたまらない。
それに、ジェダイとシスという善と悪をわかりやすく表現した、あの構図。ライトセーバーの存在にビームっぽい刃部の色や質感、ストームトルーパーやダース・ベイダー、ボバ・フェットといった魅惑のキャラクターデザイン! そのどれもが完璧で感受性を揺さぶってくる。
© 2023 Lucasfilm Ltd.
そんなわけで、オススメのポイントがあり過ぎるわけだが、『スター・ウォーズ』は、観るエピソードの順番によって印象が変わってくると個人的に思うので、はじめて観るのであれば、その順序にこだわっても良いかもしれない。
公開年代順序でいくと、エピソード4~6→エピソード1~3→エピソード7~9になり、大多数の大人がこの順番で観ていると思う。
これをエピソード順に観るとダース・ベイダーの印象が変わってきたりする。逆にエピソード7~9から観ると、エピソード6の大団円に違和感を覚えたりして、再び『スター・ウォーズ』研究の旅に出てしまったりする。
どこから観ても面白いのは間違いないのだが、せっかく子供が『スター・ウォーズ』初体験をするのであれば、親とは違う順序で鑑賞して、どんなことを思ったのかを聞いてみると、自分のイメージとまったく違う回答が返ってくるかもしれない。
そのようにしても楽しめる懐の深さがあるのだ。
2/7