ファッション好きの男たちに、春に頼りたいアウターとその着回し術を教えてもらうスナップ企画「
30mens / 30days SNAP 〜春アウター着回し術〜」。全体の傾向を振り返ってみたところ、どうやら“白ジャケ”が流行っているようで……。
今回は、4人のコーディネイト術を見ていこう。
【写真8点】「春の白ジャケスナップ」の詳細写真をチェック ① ギャップある大人ストリートを、爽やかな白で
ジャケット、パンツ/ともにアディダス、シャツ/ギャップ、サンダル/オフ-ホワイト、キャップ/ニューエラ、サングラス/サンローラン
久保田かずのぶさん(芸人)ジャケット:アディダス 春のメインアウターに、オフホワイトの色味が爽やかなアディダスのセットアップを選んだお笑い芸人「とろサーモン」の久保田さん。
ホワイトの清々しさとは対照的に、キャップとサンダルの黒で全身を挟み、うまくバランスをとっているのもポイントだ。
「テーマは、大人のストリートスタイルです。トラックスーツの中にシャツを着て、しかも上までビシッとボタンで留める。このギャップがポイントですね。ラップをはじめ音楽も好きだから、その匂いも意識しました」。
ヒップな小物遣いもミュージシャン的。首からはゴールドのネックレスを下げ、サングラスのフレーム縁のゴールドカラーとリンクさせる。この“韻”の踏み方も、実にニクい!
② Gジャンライクな白ジャケにロンドンカルチャーを滲ませて
ジャケット/イートウツ、パンツ/サンローラン、Tシャツ/アクネ ストゥディオズ、スニーカー/ホカ、帽子/キジマ タカユキ、サングラス/アヤメ
酒井英彰さん(料理人)ジャケット:イートウツ 「3〜4年前にセットアップで購入した」というイートウツのコットンジャケットをチョイスした酒井さん。ホワイト&ブラックのワントーンスタイルながら、ベレーやサングラスといった小物で、どこかヨーロッパ的カルチャーを感じさせる。
「もともとロンドンカルチャーが好きでして。このジャケットもイギリスブランドのもので、仕立てがしっかりしています。テイストはアメリカ的なんですが、そのギャップが面白いんですよ」。
ゆったりした上半身とジャストサイズのパンツも、センスフルなギャップを演出。さらにはボリューミィなスニーカーでバランスをとるところが、完全にファッション玄人のそれだ。
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