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<20℃前後の日>慣れ親しんだアイテムで表現する底抜けのリラックス感

ジャケット/ザ・ノース・フェイス×シュプリーム、スウェット、パンツ/ともにバウ ワウ、サンダル/ビルケンシュトック×ステューシー

ジャケット/ザ・ノース・フェイス×シュプリーム、スウェット、パンツ/ともにバウ ワウ、サンダル/ビルケンシュトック×ステューシー


「慣れ親しんだアイテムを取り入れることで、斬新な柄を受け入れる余裕が生まれる」と大地さん。柄面積が小さくなるベストタイプならなおのこと。

「個人的に柄は結構好きですね。ただ、柄オン柄はハードルが高すぎるので、取り入れるときはコーディネイトにつき1アイテムと決めています」。

その内側は、なんともチルな空気感のスウェットのセットアップだ。



「仕事柄、営業などで移動が多いので、この歳にもなるとスウェットパンツはすごいラク。スウェットシャツも含め、ついつい選んじゃいますよね。切りっぱなしの裾も可愛いらしいんですよ」。

とはいえ、単にラクだからというわけじゃない。こちらを選んだ理由は他にも。

「ダメージ加工を入れて古着っぽい感じにアレンジしてるんです。プリントの染み込みもグッときますよね。

そこへ今回はサンダルを合わせました。肌が見えちゃうと余計ラフに見えるので、ビルケンシュトック×ステューシーのボストンで。しかも、コラボ限定のこの色がいいんです。サンダルですけど、どこか品よく見えますよね」。



古着やストリートの門戸を潜ってきた大人にとって、大地さんの着こなしに懐かしさを覚える人は多いはず。とはいえ、不思議と古めかしさも感じさないところこそ、大地さんの真骨頂。

彼の着こなしを参考に、休日、昔を思い出しながら好きなものを好きなように着るのも悪くないと思うのだ。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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