そんな経験を経て、プレシャスパートナーズに入社。メインの担当業務は「社長就活」と「Winc」だという。
内容を説明していただけますか?
「『社長就活』人事ではなく社長自らが企業の魅力や理念を発信して、新卒人材の採用を行うという新しい形の採用手法です。その中の『Winc』というサービスでさまざまなイベントを企画しています」。
各テーブルに社長が着席し、学生とトークセッションをするイベント。
これまででいちばん感慨深かった仕事も聞いてみた。
「新卒採用が初めての企業さんを担当したんですが、そもそもノウハウがないので、採用の仕組みづくりから一緒にやりました。最終的には6人の入社が決まり、さらに学生と社長の距離をより縮めるために、長い半紙と筆を用意して入社式のスローガンを作る書き初めグループワークも企画しました」。
出てきた言葉は「革命の一歩」。それまでの企業のあり方を変えたいという思いが込められている。
この書き初めは現在もオフィスに飾ってあるそうだ。
そんな菜緒さんを推薦してくれたのは、常務取締役の佐伯昌哉さん。御社の看板娘、いかがでしょう。
「4年ぐらい一緒に働いていますが、とにかく『社長就活』を世間に広めたいというマインドが高いですね。売り上げを上げたいというよりは、お客様の採用課題に対してちゃんと向き合っていけるかを優先しています。
あと、納得できないことをスルーできない性格なので、平気で2時間ぐらい電話相談を受けます。電車になかなか乗れないこともよくあるんです」。
「お客様のファンも多いです」と語る佐伯さん。
また、プレシャスパートナーズが面白いのは社内に部活動がたくさんあること。例えば、釣り部、ゴルフ部、麻雀部、激辛部、アイドル部など。いずれも頻繁に活動している。
「私は釣り部、ゴルフ部、スノボ部など、いろんな部活に参加しています。釣り部では先日、茨城の那珂湊に行きました。知らない釣り人のおじさんの言う通り仕掛けや餌を付けたら、コハダが大量に釣れました」。
ゴルフ部ではラウンド中にメンバーやお客さんの本音も聞ける。
さらに、休日は家にじっとしていられないので、会社の先輩を誘って常にどこかに出かけるそうだ。
ある日は高尾山に登り。
またある日は箱根を満喫。
ちなみに、菜緒さんは仕事ぶりが評価されて、営業部では初の女性部長に抜擢された。
社内賞の表彰ではご褒美の沖縄旅行を満喫。
もちろん、海にも潜ります。
仕事も遊びも両立、カッコいいじゃないですか。
しかし、35階の会議室から眺める風景はかなり壮大だった。
夜景もかなりきれいとのこと。
ありがとうございました。
では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
「社長就活」、流行語大賞を目指してくださいね。
[取材協力]プレシャスパートナーズwww.p-partners.co.jp