「弊社の看板娘」とは…… 3月3日はひな祭り。
ちょっと変わったひな人形があると聞いて向かったのは、ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅からほど近いデックス東京ビーチ。
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そして、いきなり現れたのは巨大なキリン。
通行人も興味深そうに立ち止まる。
しかしこれ、近付いてよく見るとレゴブロックで作られているのだ。
それぞれのブロックには名前が記されていた。
レゴブロックか。子供の頃は夢中で遊んだなあ、などと思い出しながら到着したのはレゴランド・ディスカバリー・センター東京。
エントランスからレゴ人形がお出迎え。
中を覗くとーー。
いました、看板娘。
では、ご登場いただきましょう。
「よろしくお願いします」。
こちらはオペレーションスタッフの飯田祐子さん。ところで、後ろのひな人形はもしや?
「はい、すべてレゴブロックでできています」。
すごすぎる……。
3月5日まで展示されているというこの作品は、世界に25人しかいないレゴ職人「マスター・モデル・ビルダー」、さとうけいすけさんが約56時間をかけて制作したという。
さとうさん、専用のビルダールームで作業中でした。
ちなみに、先ほど見たキリンはクラウドファンディングで完成したもので、ブロックに記されているのは協賛者の名前だそうだ。
さて、祐子さんが生まれ育ったのは東京の蒲田。遊び場所はもっぱら近所の公園で、ボールを蹴ったり鬼ごっこをしたりなど、活発な女の子だった。
蒲田といえば、東急プラザ蒲田の屋上にある観覧車も有名だ。この屋上でもよく遊んでいたらしい。
今では都内唯一の屋上観覧車に。
祐子さんは大学で家庭科の教員免許を取得し、卒業後は非常勤の教員として高校で家庭科を教えていた。
「家庭科はとても奥が深いんですよ。衣食住全般について学ぶので、教科書には『人生とは』『ラインフプランニングとは』などについて考える内容もあります」。
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