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2023.03.04

デザインが話題の日産「マックスアウト」。次世代EVオープンカーの正体


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少し前のSF映画から飛び出したようなネオンカラーやホイールの放射線が魅了するオープンカー。

この未来チックな乗り物は、スター・ウォーズのスピーダーでも、ナイトライダーの新型でもなく、大人好みなデザインが話題の日産自動車のBEV2シーターオープンカー「マックスアウト」だ。

約2年前、2030年度までにバッテリーEV(BEV)、つまり電気自動車を15車種投入すると宣言していた日産。

その際に提案していたコンセプトカーの一台を、先ごろ実車化して公開した。

時空を旅する車!?



特徴のひとつであるネオンカラーは、車の内側と外側で同期していて、ドライバーの気持ちを表現できるとしている。

ボディカラーは、異なる時空を移動できるイメージを表現するため「メタバースグレイ」と名付けられた、個性的なグレーに。



ホイールには、回るとまるでブラックホールに吸い込まれるような放物線が描かれている。シートを含む内装も、時空の歪みを現すかのようなグリッドが描かれている。



コクピット周りを少し眺めてみれば、物理的なスイッチがどこにもなく、操作できるのは上が半透明になったステアリングと、その奥に広がるディスプレイのみ。



このタッチ式ディスプレイが「バーチャルとリアルの世界が融合された体験」の入り口になるという。

とまあ、デザインはなかなかの近未来、なのにどこか懐かしい感じもあるのは「’90年代に流行したデザインやグラフィック」をモチーフに、未来的なオープンカーとしてデザインされたからだろう。


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