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2022.12.03

「車酔いしにくい車」を目指した日産の新型セレナ。ファミリーカーとして手厚すぎる技術

日産セレナ。ミニバンとしては初めてハンドルやペダル操作が不要になる「プロパイロット2.0」を搭載

日産新型「セレナ」。ミニバンとしては初めて、同一車線内のハンズオフが可能となり、ドライバーの運転操作を幅広くサポートする「プロパイロット2.0」を搭載した。

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ファミリーカーが、“家族”のことを考えるのは当たり前だ。しかし、“技術の日産”の新型「セレナ」のアプローチは少し違った。

家族のための最新機能や先進装備をいくつも備えているのは言わずもがなだが、最も注目すべき点は「車酔いしにくい車」というところ。

“楽しいドライブ”の大敵「車酔い」

セレナに備わる高速道路で手や足を離しても走れる「プロパイロット2.0」があればドライバーは疲れにくくなり、それが家族の安心に繋がるし、エンジンで発電してモーターで走る「e-POWER」は燃費がいいから、お出かけの頻度も増えそう。

新開発された1.4Lエンジンで発電してモーターで走る「e-POWER」と、2Lエンジン車がラインナップ

新開発された1.4Lエンジンで発電してモーターで走る「e-POWER」と、2Lエンジン車がラインナップ。


だけど、そんな楽しいはずのドライブを一気に暗転させるのが、家族の誰かがドライブ中に「車酔い」しちゃうこと。

これまで、こればかりは窓を開けたり、休憩したりと、車の機能や装備に頼ることができなかった。

だいたい「車酔いしにくい車」になんて、もしかしたら世界初!? とにかくあまり聞いたことがない。何しろ「車に酔う」ことを“科学する”ために数値で示すなんて、誰にもできなかったから。

シフトはレバーではなくスイッチ式になるなど、運転席まわりはスッキリしている

シフトはレバーではなくスイッチ式になるなど、運転席まわりはスッキリしている。



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