▶︎すべての写真を見る 「街角足元パパラッチ」とは……
前回の記事でも触れた通り、見栄えが良くて履き心地もスーパーなテック系スニーカーの支持率は高まるばかり。今季も多くのブランドから注目作が発表され、百花繚乱といった様相だ。
そこで今回は、各ブランドのPR担当がファッション的目線から太鼓判を押す鉄板シューズを選りすぐり。ぜひ、狙い撃ちのご参考にされたし。
① アシックス「ゲルニンバス 25」
「ゲルニンバス 25」1万9800円/アシックス(アシックスジャパン 0120-068-806)
ランニングシューズ界を牽引する日本の老舗の好調ぶりは、まさしくテック系の隆盛を証明するもの。
ブランドマーケティング部の山本さん曰く、「アシックスの靴を履いたトップアスリートの活躍はさることながら、機能の良さや心に響くデザイン・カラーが揃うのも人気の理由だと思います」とのこと。
国内外のマラソン大会でシェアを伸ばすトップモデル「メタスピードシリーズ」や、安定性とクッショニングに秀でたロングセラー「ゲルカヤノ 29」など今季も傑作が出揃うなかで、とりわけ注目したいのが「ゲルニンバス 25」だ。
「ゲルニンバス 25」1万9800円/アシックス(アシックスジャパン 0120-068-806)
昨年末のSNSでのティザー公開時にも話題をさらった新デザインを引っさげ、快適性能がさらに進化。新たなクッション素材として「ピュアゲル(PureGEL)」が採用され、従来よりも約65%アップの柔らかさと約10%の軽量化を実現した。
カラーバリエーションも豊富で、ビビッドなイエローからシックなオールブラックまでラインナップ。
「ロングコートにオールブラックのカラーを履いてモードに仕上げたり、ダークトーンの装いにビビッドなカラーを差し色で使うといいでしょう」と山本さんが話すように、着こなしの幅を確実に広げてくれるだろう。
② サロモン「XA PRO 3D V8 GORE-TEX」
「XA PRO 3D V8 GTX」1万8700円/サロモン(サロモン コールセンター 03-6631-0837)
フランス南東部にて1947年に創業した「サロモン」は、アウトドアブランドの名家として知られた存在。一方で近年はハイエンドなアパレルブランドとのコラボレーションも手掛け、パフォーマンスとルックスの両面でツウを魅了する。
そのテック系シューズはメインフィールドの山岳地帯を離れても存在感たっぷりで、街履きとして投入するファッション好きが多数出現。実際に、「売れ行きはとても好調で、特にブラックのモデルは入荷してもすぐ品薄になります」(サロモンマーケティングチーム浅野さん)という。
そんなブランドの代表作というべきが、2002年のデビュー以降アップデートを続ける「XA PRO 3D V8 GORE-TEX」だ。
「XA PRO 3D V8 GORE-TEX」1万8700円/サロモン(サロモン コールセンター 03-6631-0837)
トレッキングシューズの技術を活かしつつも屈曲性を高めてラン機能を充実させるなど、汎用性の高さが売りで、しなやかで軽い作りを特徴とする。
王道のアウトドアスタイルに合わせるだけでなく、「テクニカルな素材のジャケットセットアップとの相性もいいはず」と笠原さん。機能もデザインも汎用性が高い、万能テック系シューズの最右翼だ。
2/2