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2023.02.15

ファッション

街角の人気ブーツBest3はクラークス、ブランドストーン……10人の大人のグッドコーデを解説!


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「街角足元パパラッチ」とは……

いつもの気楽なスニーカーもいいけど、毎日それだとお腹いっぱい。たまには革靴を履いて、装いも気持ちも引き締めたい。ってことで、今回は街のブーツマスターたちにフォーカス。

スナップデータから判明した今冬の3大勢力、「クラークス」「ブランドストーン」「ドクターマーチン」の履きこなしを中心に、こなれた10人のスタイルを見ていこう。
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<クラークス>

パパラッチNo.01
伊達 崇さん(37歳)
靴=クラークス  ベスト、ジャケット=ともにシテン パンツ=オーラリー

靴=クラークス ベスト、ジャケット=ともにシテン パンツ=オーラリー


メンズブーツで圧倒的に支持されていたのが「クラークス」だ。

伊達さんはクリーミィなベージュカラーのベストで、武骨に傾きがちなデニムジャケットをマイルドに料理。

ご自身で「スニーカー以上、革靴未満」と評する名作「デザートブーツ」は、ダウンベストの色とばっちりリンクさせている。



メリハリを利かせつつ、嫌味のないカラーレイヤードを実践。間違いなく巧みです!


パパラッチ No.02
杉浦孝宏さん(33歳)
靴=クラークス  コート=オーラリー ニット、パンツ=ともにコモリ

靴=クラークス コート=オーラリー ニット、パンツ=ともにコモリ


黒~ネイビーのダークトーンで魅せる杉浦さんも、足元にデザートブーツを抜擢。

と思ったら大間違い、こちらはセンターにシームを備えた「デザートトレック」。似て非なる逸品だ。



ボリューム感のあるデザインでワイドパンツとのバランスをとり、素材の使い分けでのっぺりした印象を回避。

コートのメルトン、シャリ感のあるカットソー地、そしてシューズのスウェードで立体的なグラデーションを作る。


パパラッチ No.03
山下佑馬さん(33歳)
靴=クラークス  ジャケット=リフォメッド シャツ=シーシーユー パンツ=ネーム

靴=クラークス ジャケット=リフォメッド シャツ=シーシーユー パンツ=ネーム


ぽってりとしたフォルムのモカシンシューズ「ワラビー」も、クラークスを代表するアイコンのひとつ。山下さんはそのボリューム感とダウンジャケットの重さを上手にマッチさせた。



しかもワラビーはゴアテックス搭載モデルを選び、バケットハットでカルチャーなニュアンスもプラスするなど、シンプルに見えてこだわりがあちこちに。


パパラッチ No.04
菊川裕登さん(25歳)
靴=クラークス  ジャケット=リーバイス スウェット=チャンピオン パンツ=ポロ ラルフ ローレン

靴=クラークス ジャケット=リーバイス スウェット=チャンピオン パンツ=ポロ ラルフ ローレン


リーバイスの“1st”にチャンピオンのスウェットシャツ、ポロ ラルフ ローレンのチノパン、さらにはクラークスの「ワラビー」というド王道セレクト。ただしサイズ選びが抜群で、独特のリズム感のあるスタイリングに。



ワイドなパンツを無造作にロールアップして、黒い靴と赤いソックスの対比をさりげなく見せるところもセンスフルだ。
2/2

<ブランドストーン>

パパラッチ No.05
具嶋純也さん(58歳)
 靴=ブランドストーン  コート、パンツ=ともにポストオーバーオールズ

靴=ブランドストーン コート、パンツ=ともにポストオーバーオールズ


続いて多かったのがブランドストーン。

オイルたっぷりの防水レザーの剛健ぶりは、ときにレインブーツとしても使えてしまうほど。頼れる機能性と安定感のあるクラシカルなルックスを併せ持つため、その支持層は幅広い。



具嶋さんは、骨太かつ個性的なワークスタイルの仕上げ役に抜擢。板につく、とはこういうスタイルを言うんでしょうな。
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パパラッチ No.06
大谷直平さん(49歳)
靴=ブランドストーン  ジャケット=アメリカ軍 パンツ=パンツ

靴=ブランドストーン ジャケット=アメリカ軍 パンツ=グラミチ 


同じくブランドストーンのサイドゴアブーツを履く大谷さん。その偏愛ぶりは凄まじく、同タイプの数足が「年間を通して、ほぼ玄関に置いてある」ほど。

ミリタリーのライナーをアウター使いし、九部丈のパンツからブーツのサイドゴアをのぞかせるなど、ベテランならではのこなれた着崩し方が光っていた。

「ブランドストーンはあえて乱暴に履いた方が、エイジングなどの味が出る」とのこと。さすがです。

<ドクターマーチン>

パパラッチ No.07
丸岡直樹さん(26歳)
靴=ドクターマーチン  ジャケット、ニット=ともにN.ハリウッド

靴=ドクターマーチン ジャケット、ニット=ともにN.ハリウッド


ドクターマーチンの不朽の名作「8ホール」を筆頭に、ムートンジャケットやスラックスといったクラシカルなアイテムをモダンに着こなす丸岡さん。



ウェアをナチュラルカラーでまとめながら、帽子と靴はブラックで。そんな確信犯的カラーパレットも手伝って、隙のない洒落感を漂わせる。

インナーにタートルネックを合わせ、いい感じに上品な印象も獲得。


パパラッチ No.08
佐藤黄太郎さん(30歳)
 靴=ドクターマーチン  コート、パンツ=ともにハレ

 靴=ドクターマーチン コート、パンツ=ともにハレ


ロックなだけがマーチンじゃない、ってことでこんなタッセルローファー派も発見。

ビッグシルエットのコートに負けぬよう、レザーパンツとレザーシューズの“ダブル革使い”で存在感のある足回りを演出している。



全体のカラーリングをシックにまとめ、“やりすぎ感”がないのも好印象だ。

<ティンバーランド>

パパラッチ No.09
佐藤貴史さん(35歳)
靴=ティンバーランド  ジャケット=バル パンツ=ビームス プラス×SSZ

靴=ティンバーランド ジャケット=バル パンツ=ビームス プラス×SSZ


3大勢力に次ぎ、支持者を集めていたのがティンバラーンドだ。

カーキ&ブラックでまとめた佐藤さんは、「色合いが気に入った」とティンバーランドの「フィールドブーツ」をチョイスした。



耐久性の高いウォータープルーフヌバックレザーのアッパーや歩行時の衝撃を吸収するアンチファティーグテクノロジーといった仕様は、アウトドアシーンでもハマること請け合い。

カーゴパンツとのラフな合わせが気持ちいい。

<パラブーツ>

パパラッチ No.10
宮地真之祐さん(31歳)
靴=パラブーツ  コート=エスイーエイチケリー パンツ=ガブリエラ コール ガーメンツ

靴=パラブーツ コート=エスイーエイチケリー パンツ=ガブリエラ コール ガーメンツ


歩きやすい革靴といえば、パラブーツの存在もお忘れなく。宮地さんが選んだのは、サイドゴアの「シャンフォート」。

シュッとした細身のラストゆえ、ロングコートを纏った大人顔のスタイルにもすんなりフィットしてくれる。



インナーのパープルやブーツのブラウンなど、要所でアクセントカラーを利かせるのも冬スタイルを華やかに魅せるポイントに。

増山直樹=文

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