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素直になれる「デンハム」のブラックデニム

種市さんの友人のひとりに、デンハムジャパン代表の根岸洋明氏がいる。現在、種市さんがヘビロテしているデニムは、彼に勧められたモデルだ。



「デンハムのボルトというモデルですね。ずっと愛用していて何本も持っています。はき始めはきれいなジャケットに合わせたりしますが、ずっとはいているとさすがに色が落ちて、クタッとなってくる。

そうしたら、今度は裾をカットオフしてわざとほつれさせたりしながらアレンジしていますね」。





「業界人って、出張や旅行の際にタイプが分かれますよね。日数分のフルコーデを綺麗に持っていく人と、そうでない人。僕は完全に後者で、サーファー体質だからとにかくミニマムにしたいんですよ。

“ミニマムだけど、どこかサマになる”を意識すると、やっぱり黒がいちばん使い回しが利く。ボトムスはこれで、あとはトップスの色を変えるぐらいで済むから、荷物は自然とミニマムになるんです」。

ラクを感じるためのストレッチ感も、自身のマインドに合致するという。



「感覚としてはスウェットパンツに近い。皮膚のように感じられるほど、何も考えず手に取れてしまう。むしろ、ブルーデニムはカジュアル感が強くなってしまうので、そっちのほうがお洒落の難易度は高い気がしますね(笑)」。


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