ディアジオ ワールドクラスを知る5W1H
[WHO]日本人バーテンダーも大活躍。だから目が離せない!技の繊細さとホスピタリティの高さで世界から評価の高い日本人のバーテンダー。
写真右から、’15年度バーテンダー・オブ・ザ・イヤーを獲得した奈良市「ランプバー」の金子道人さん、’22年度日本代表、緒方唯さん、’11年度のバーテンダー・オブ・ザ・イヤーを獲得したパレスホテル東京の「ロイヤルバー」と「ザ・パレスラウンジ」のマネージャー、大竹学さん、’21年度の日本チャンピオン、熊本市の「夜香木」の木場進哉さん。
[WHEN]10年以上続く歴史は長い? 短い?ワールド クラスの初開催は2009年。場所は、主催するディアジオ社が本社を置くロンドン。その後、毎年開催されるも、’20年、’21年はコロナウイルス感染症の影響でオンラインイベントに。
’22年、13回目となる大会が3年ぶりのリアルスペースで開催された。
[WHERE]2022年はシドニー、2023年はサンパウロ。世界の都市が会場だ毎年、開催場所を移すワールド クラス。これまでロンドン、ヘルシンキ、マイアミなどの都市に加え、2013年には豪華客船をチャーターして、地中海沿岸のニース、モンテカルロ、サントロペ、イビザ、バルセロナをクルーズしたことも。日本での開催はいつだ?
[WHAT]街のいたるところでカクテルが楽しめるフェス要素も年に1度、選定された都市やエリアで開催。メインイベントとなるカクテルコンペティションに加え、期間中は街中の有名BARやレストランでコラボレーションイベントも。
[WHY]「新たなドリンク体験をつくる」それが大会を通じた使命だ「世界中に、いつでもどこでも新たなドリンク体験を提供し続ける」を掲げ、コンペティションを軸に将来のカクテル文化をつくるプログラムや一般の来場者向けの体験プログラムなど、その取り組みは多岐に。
人生を楽しくするカクテルと場の創造は、オーシャンズのコンセプト「FUN-LIFE MAKING」に通ずる?
[HOW]こうして決まる。バーテンダー・オブ・ザ・イヤーその年のバーテンダー・オブ・ザ・イヤーははたしてどう決まるのか? まず、各国大会で優勝した50名の出場者が5つのテーマに対して指定されたベースを使ったオリジナルカクテルを製作(例えば「New Modern Classic」をテーマにシングルモルトウイスキー、ザ・シングルトンを使ったカクテルを作る)。
ジャーナリストや過去の大会受賞者らがジャッジとなり、創造性や味など複数項目で採点。上位10名がファイナリストとして選出される。
決勝戦ではベースとミックスする材料がルーレットでランダムに決められ、1人5分の持ち時間の間に即興で考えたレシピのカクテルを作りジャッジたちに提供しなければならない。
緊張とプレッシャーで、減点対象となる時間オーバーや、調合や器具の取り扱いを失敗することも。