▶︎すべての画像を見る バーの顔と呼ばれるカクテルは?グラスの種類と特性は知ってる?カクテル界の王&女王は……。
今さら聞けないカクテルの基礎知識を、ここで一挙おさらいしよう。
まずは基本を押さえるべし
「バー ノーブル」のジントニック1200円
何ごとも基本を知ることは大切。それはカクテルでも同じだ。「バーの顔」とも呼ばれるジントニックは「そのバーのスタイルがわかる一杯です」と「バー ノーブル」の山田高史さんは語る。
ジンとトニックウォーターに、ライム(またはレモン)を搾っただけのシンプルさ。バーテンダーは材料やライムのカッティングまでこだわり、テクニックでここまで味が変わるのかと驚くはずだ。
奈良ホテル「ザ・バー」のホワイトレディ1500円
ジンベースのホワイトレディは、ベースをブランデーに変えればサイドカーに、テキーラに変えればマルガリータに、ラムに変えればXYZになる。ベースの違いを比較するのも楽しい。
混ぜたり、飛ばしたり、飾ったり。カクテルにはフルーツが欠かせない
カクテルに欠かせない素材のひとつがフルーツ。例えばカクテルに添えられることの多い柑橘類のピールは、飾る以外にも搾ったり、削ったり、擦ったり、漬けたり……とさまざまな使い方ができる。
日本ならではの楽しみが、旬のフレッシュフルーツを使ったカクテルだ。日本の果物の品質は、世界で類を見ないほど高いことで有名。すなわちフレッシュフルーツを使ったカクテルも世界に比べてクオリティが高いと言っても過言ではないだろう。
バーカウンターなどにフルーツが盛られていたら、フレッシュフルーツを使ったカクテルを提供していると思っていい。季節によって素材の違いを楽しむのもカクテルの醍醐味。
その日にどんなフルーツがあるのかを確認し、好みのベースやアルコールの強さなどをバーテンダーに伝えれば、その時季だけの特別な一杯に出会えるはずだ。ぜひ旬の味を試してみよう。
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