OCEANS

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海へのリスペクトを込めた名作

 

2022年に「スーパーオーシャン」はデザインを一新。1960〜’70年代のダイバーズから着想を得たクラシカルな意匠を採用する。本作はターコイズブルーを纏うポップな仕上がり。ラバーストラップ仕様も展開される。「スーパーオーシャン オートマチック 44」SSケース、44mm径、自動巻き。60万5000円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン 0120-105-707)


空の覇者として名高いが、海もまた得意分野のひとつ。1957年、マリンレジャー愛好家や海の専門家に向けたブライトリング初のダイバーズ「スーパーオーシャン」が登場し、その後も絶えず進化させ主力コレクションに。

現行ではアーカイブをデザインソースに、最新テクノロジーを注ぐ。

さらには「サーファーズ・スクワッド」と呼ばれるプロサーファーチームとの共演で、海へのプリミティブな愛情を打ち出す。



[Key Point]価値観を共有するレジェンドたち
ケリー・スレーターを筆頭に、環境意識の高い3人のプロサーファーから結成されたブライトリングの「サーファーズ・スクワッド」。海洋保護の重要性を世界に発信する。


国産ダイバーズのトップリーダー

 

セイコー製ダイバーズの源流である「1965 ダイバーズ」を現代的に再解釈。壮大な氷河を表現した立体的なブルーダイヤルに、小傷からその身を守る特殊加工のタフケースを合わせた。「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン Save the Oceanモデル」SSケース、40.5mm径、自動巻き。14万8500円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチ 0120-061-012)


セイコーが国産初のダイバーズを開発したのは1965年のこと。’68年には300m防水と高精度を両立したハイビートムーブメント搭載機を発表し、以降も植村直己による北極圏犬ぞり旅にも携行されるなど、日本における海時計のパイオニアとしての地位を確立した。

その偉大な系譜に連なるモデルを擁するのが「ダイバー スキューバ」だ。ラインナップはデザイン、機能性とも幅広く、多様な海で力強く活躍する。



[Key Point]150m防水を実現!日本初のダイバーズ
1965年発表のファーストモデルは、2重パッキン構造のリュウズを採用し150m防水を実現。その高い信頼性は評判を呼び、’66年の第8次南極越冬隊にも採用された。

※本文中における素材の略称は以下のとおり。SS=ステンレススチール、K18=18金

小山内 隆、髙村将司、安部 毅、増山直樹、戸叶庸之=文

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