▶︎すべての画像を見る 空前の高級時計ブームが冷めやらぬなか、ここに来て人気が急上昇しているのが、凄腕の時計師が手掛けるインディペンデント系ブランドである。
大きな資本に頼らずに自らの理想を貫き通して製作された腕時計は独自のスタイルがあり、そしてずば抜けて希少性が高い。
今、知っておいて損はない注目3ブランドの話題作を紹介しよう。
ブームの中心に立つ人気ブランドの自動巻きモデル
「オートマティック」Ptケース、42mm径、自動巻き。価格要問い合わせ/F.P.ジュルヌ(F.P.ジュルヌ東京ブティック 03-5468-0931)
AHCI(独立時計師アカデミー)に所属するメンバーのなかでもトップクラスの人気・知名度を誇るフランソワ=ポール・ジュルヌ。その実績は枚挙にいとまがない。
1991年から腕時計のプロトタイプの製作を始め、1999年に自身の名を冠した F.P.ジュルヌとして「トゥールビヨン・スヴラン」の発表を皮切りに数々の傑作を生み出した。
ここ数年では、過去の作品がコレクターズピースとしてオークション界隈を賑わしていることも話題になっている。
「オートマティック」18KRGケース、42mm径、自動巻き。価格要問い合わせ/F.P.ジュルヌ(F.P.ジュルヌ東京ブティック 03-5468-0931)
2021年に自動巻きコレクションの20周年を記念して登場した「オートマティック」の新作では、40mmと42mmの2つのサイズで展開する新たなコレクションが追加された。ケース素材はプラチナと18Kローズゴールドの用意がある。
F.P.ジュルヌではシンプルな部類に入るダイヤルデザインは、搭載された18Kゴールド製の自動巻きムーブメントCal.1300.3によって生み出されている。
オフセットした22Kゴールド製のボールベアリング・システムを組み込んだ片方向巻上げ式のムーブメントは、最適な巻き上げ効率と約160時間のパワーリザーブを備えている。
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