塩漬けキャロットが添えられた新解釈のオールド・ファッションド。
▶︎すべての画像を見る エシカルやサスティナブルに対する配慮はカクテル業界でも注目を浴び、世界中で次のトレンドと目されている。
賞味期限の切れた食品や、食品の製造過程で廃棄される端材を使ったスピリッツは既に世界中で発売され、本来捨てられるはずの果物や野菜の皮や種子などを使ったカクテルも登場。
サステナブルなカクテルのコンペティションも行われているなど、その動きは確実に加速している。
世界中が注目するサステナカクテルを提唱するマット・ワイリーさん。instagram@matt_whiley
例えば、2021年にマット・ワイリーがオープンしたバー、
REは「何も無駄にしない。すべてを味わう」がコンセプト。
地元の有機農産物を使ったカクテルやフードを楽しめるだけでなく、木材や再生ポリエステルを活用した家具を使うなど、細部にまでエシカルマインドが反映されている。
クロワッサン専門店とのコラボで「ジョニーウォーカー」を使った一杯。
また他のバーから出たゴミを、別のバーが活用するというサーキュラーエコノミーのプロジェクトにも参加するなど、その活動は世界中から注目を集めている。