▶︎すべての画像を見る 「I.W.ハーパー」や、「タンカレー」といえば、酒好きにはお馴染みのブランドだろう。これらの200を超えるプレミアムリカーを、世界180カ国で展開しているのがディアジオ社だ。
そのディアジオ、なんでも世界各国にある本社にはバーが併設されていて、それは東京本社でも例外ではないという。
世界的酒造会社のバーとなれば……さぞかしすごいものに違いないと早速訪ねてみた。「こちらです」と案内してくれたのはブランド アンバサダーのコーエン 力雄さんだ。
一歩足を踏み入れて驚いた。ミーティングやセミナーに使われるという広々としたフロア中央には大きなバーカウンターが鎮座。
背後には主要ブランドのヴィンテージや、年代物の空き瓶がディスプレーされ、カウンター内には2022年に日本に上陸したばかりの「ロー アンド コー」をはじめ、ディアジオが取り扱う各ブランドがずらり。
上の写真はディアジオが扱うブランドの一部。左から「ザ シングルトン ダフタウン 12年」「ドン・フリオ ブランコ」「ブレット バーボン」「タンカレー ナンバーテン」「ケテル ワン」「ロン サカパ 23」。どの銘柄もバーテンダーから愛されてきた名酒だ。
また火曜日と金曜日は社員が自由にテイスティングしたり、カクテルの研究を行うことができるというのだからうらやましい限りだ。
「せっかくなので」とカクテルを作るコーエンさんのステアも、バーテンダー並みのスマートさ。スタッフのカクテル技術まで高いとは、さすが世界のディアジオである。