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2022.12.01

あそぶ

W杯、スペイン戦の行方は? スタンドの様子は? 気になる現地情報をレポート!

アルゼンチン代表のメッシ選手。W杯での勇姿は今大会が最後かも?

アルゼンチン代表のメッシ選手。W杯での勇姿は今大会が最後かも?

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グループリーグも終盤に差し掛かってきたサッカーワールドカップ カタール大会。毎晩テレビにかぶりついている人も多いかと思うが、現地ではテレビに映らないドラマもたくさん起きている!

ということでカタール滞在中のカメラマン佐野美樹がレポート。

「佐野さん、現地の様子はどうですか?」。

W杯史上最も可愛いキャラクター!? 「ライーブ」の実体

スーパーマーケットでも見つけることができる「ライーブ」。

スーパーマーケットでも見つけることができる「ライーブ」。


今大会のマスコットキャラクターをご存知だろうか?

名前は「ライーブ」。カタールの民族衣装「トーブ」がモチーフになっている“アレ”だ。ディズニー映画にでも出てきそうなつぶらな瞳で“W杯史上最も可愛いキャラクター”として、現地でも大人気。

あらゆる国のサポーターがライーブの帽子をかぶっている。

日本円で4000円強。ちょっと高め?

日本円で4000円強。ちょっと高め?


お値段は110カタールリヤルで4000円強とややお高いのだが、その人気ぶりはすごい。スーパーにもグッズコーナーが設置されていて、どこでもグッズを購入できるので、北京五輪の時のように、オフィシャルショップに入場するのに長蛇の列ということもない。

だがこのライーブくん、そもそも人の頭にのせる布がモチーフになっているので、足がない。だから国際大会でお馴染みの着ぐるみをまったく見かけない。

電光掲示板の道案内にも登場するし、大型のモニュメントも立っているけれど、“実物”には会うことができない。
 
こんなとこにもライーブ発見。

開会式ではバルーンになって空を移動していたライーブ。


実はなんだかさみしいキャラクターでもあるのだ。

アプリなのにアナログな「ハヤカード」

通常、カタールに入国するときには空港でアライバルビザを購入するのだが、W杯では事前にハヤカードを申請しないと入国することはできない。

現地に知り合いはいるか、宿泊先はどこかなど、膨大な質問に答え、無事審査が通るとモバイルアプリで表示できるようになる。
 


このハヤカードを持っていると、ワールドカップ大会期間中は、メトロが無料で乗り放題。

なのだが、なんとアプリにも関わらず、改札でスタッフが目視で確認という、まさかのアナログ仕様! 空いている駅ならまだいいのだが、これがビッグゲームのある試合の最寄駅だと大変だ。
 

サポーターが改札に押し寄せるのだから、マンパワーでチェックしようなんて無理な話なのである。だからこそのデジタルだったんじゃないのか……。

今や誰もアプリを見せない状態になっている(笑)。


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