OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. こう見えてシルク製。「ナイスネス」のチェックシャツで味わう“イイものはイイ”という感動

2022.11.23

ファッション

こう見えてシルク製。「ナイスネス」のチェックシャツで味わう“イイものはイイ”という感動

7万9200円/ナイスネス(イーライト 03-6712-7034)

7万9200円/ナイスネス(イーライト 03-6712-7034)

▶︎すべての画像を見る

コンセプトはズバリ、「イイものはイイ」。デザイナーの郷裕一さんが手掛ける気鋭のドメスティックブランド「ナイスネス」は、2018年のデビューシーズンにシルク100%のデニムを発表するなど贅沢な素材選びで話題を振りまいてきた。

そして記念すべき10シーズンめとなる今季、美しいチェック柄シャツをワイルドシルクと呼ばれる特別なマテリアルで織り上げている。

一般的なシルクの元となる家蚕ではなく、自然界の餌を食べて屋外で育つ野蚕から取れるワイルドシルクは、繭糸の表情が均一化されない。そのため、独特な素朴さのある風合い&色合いを引き出し、さらには繊細な起毛感まで持ち合わせる無二の生地に仕上がるのだ。

また繊維内に空気を多く含むため、軽量性と保温性も良好。秋冬に羽織るシャツとしては、まさに打ってつけといえるだろう。



そのうえで今作は、デザインの妙も見どころとなる。’60年代の英国風ハンティングジャケットに同年代の米国風ハンティングジャケットのデザインを掛け合わせ、USネイビーのカデットコートを意識した着脱式フードまで装着。

フードは単体でマフラーとしても使用できるなど「イイものはイイ」と言いわんばかりのミックス感が楽しく、いい素材で高まったテンションをさらに揺さぶってくる。

清水健吾、干田哲平、高橋絵里奈=写真 梶 雄太、来田拓也、松平浩市=スタイリング 加瀬友重、高村将司、オオサワ系、安部 毅、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、大木武康、大関祐詞、今野 壘=文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。