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名物企画「部長びんびん“着回し”物語」の主人公・平山ユースケ部長は、ここ最近の休日は青い服に夢中の様子だ。
あらゆるシーンに対応する万能色ブルーを味方につけた、輝かしき?ユースケの週末に迫る。
ウォーターフロントでランニング。ならば街に馴染む青で
パーカ1万7800円、ショーツ7500円、タイツ1万6800円/すべてルルレモン 0800-080-4090、キャップ1万1000円/ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381、水筒2970円/ナルゲン×ピルグリム サーフ+サプライ(ピルグリム サーフ+サプライ 03-5459-1690)、スニーカー2万6800円/オン(オン・ジャパン 050-3196-4189)
コロナ禍を機に、早朝の皇居ランにどハマりしたユースケ。銀座から目と鼻の距離にあるため、ランニング後には何かと自分に言い訳をしてブランド街に寄ったり鮨店に入ってみたりと、気分も財布の紐も緩みっぱなしであった。
そのせいもあってかカラダのほうも緩みがちに。これはいかん、と心機一転、誘惑の少ないウォーターフロントを新コースに設定した。
黙々とランニングに勤しむユースケを支えるのはフィットネス先進国、カナダからやってきたアスレチックウェアだ。これまで着ていたカラフルなウェアはお役御免、海沿いの街に馴染むよう、色みは全身ブルーで統一してみた。
4方向に伸びるストレッチ素材をはじめ、視界をさえぎらない設計のフードやスマホを収納できるジッパー付きポケットなど、ランナーに優しい機能も頼もしい限り。好タイムが期待できそうだ。
最高の朝はブルーでまとめる近所ルックで
ダウンベスト9万7900円/カナダグース 03-6758-1789、パーカ2万2000円/ビームス プラス×ループウィラー(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、パンツ3万6300円/エイトン(エイトン青山 03-6427-6335)、ニットキャップ6050円/グリッロ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 03-6212-1500)、バッグ3万9600円/イル ミーチョ(シップス 渋谷店 03-3496-0481)、スニーカー1万9800円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)
週末であろうとも早起きする理由は、もっぱら話題のブーランジェリーが徒歩圏内にあることを知ったため。
「最高の朝は最高の一食から」という父の教えに忠実なユースケ、開店と同時に焼きたてのバゲットと食パンをゲットしに行くことが土曜日の楽しみとなっている。もちろんその道中さえも楽しくするのがユースケ流、わずかな距離でもファッションに気を配る。
本日は楽チンかつシックな濃紺のスウェット上下に高い防寒性で名を馳せるカナダグースのダウンベストを合わせた、アメカジ風ワンマイルルックで突撃。
店の付近まで来たところで建物に反射する自分の完璧な服装に惚れ惚れするユースケ。気付けば本日分は売り切れになっていた……。服選びに時間をかけすぎた⁉︎
寒そうな色して実は暖かい!ホット&クールなキャンプを
ダウンジャケット6万9300円/ナンガ 0749-55-1016、フリース2万3100円/バンブーシュート 03-5720-1677、パンツ3万8500円/オー(オーバーリバー info@overriver.com)、ブーツ2万6950円/ナイキACG(ナイキ 0120-6453-77)、グローブ1万3200円/ナナミカ(ナナミカ 代官山 03-5728-6550)、ソックス3960円/パンセレラ(真下商事 03-6412-7081)、チェア1万890円/ラフマ(クロスシースペース 03-3479-3151)
典型的な都市生活者であり、とにかく新しもの好きのユースケ。なのでアウトドアが門外漢の彼にとってキャンプは鬼門であった。見かねたパパ友が、有志らで集まるキャンプコミュニティに入れてくれるという。
「服のあるフィールドはすべてランウェイ」が信条のユースケにとって、それはキャンプ場でも変わりはない。素材感や色調を硬軟織り交ぜたブルーの装いで臨んだ。
早朝の山間部は寒さもひときわ厳しいものだが、寝袋を出自とするブランドのダウンジャケットを新調したおかげか終始余裕の表情を浮かべるユースケ。
ポリエステルにアラミドを配合した独自の「タキビ」生地を使用しているにもかかわらず、コットンライクな見た目で山でも街でも着用シーンを選ばない点もお気に入り。