▶︎すべての画像を見る 1950年代から70年代、世界のデザイナーを魅了した「エタニット(Eternit)」のプランターが「パシフィックファニチャーサービス(PACIFIC FURNITURE SERVICE)」で正規価格での展開を始めた。
観葉植物や家庭菜園などのプランターは、プラスチック製や過剰なデザインなものが多く、適正な価格と質感を兼ね備えているものはほとんどない。
そこでエタニットのものがベストだと思うものの、ヴィンテージ市場でのエタニットは非常に高額だ。
ということでPFSは、今もエタニットを生産している「スイスパール(Swisspearl)」社と交渉し、日本における販売権を得た。
(右) SPINDLE(S)、Φ370 H600 6.5kg、Color:Grey、Material:Fiber cement 3万9600円、(左) SPINDLE(L)、Φ560 H920 14kg、Color:Grey、Material:Fiber cement 5万600円/すべてスイスパール(パシフィックファニチャーサービス http://pfservice.co.jp)
SUMO(L)、Φ450 H500 14kg 4万2900円/スイスパール(パシフィックファニチャーサービス http://pfservice.co.jp)
(上) BALCONIA 400、W400 D170 H170 3.5kg、Color:White 3960円、(中) BALCONIA 600、W600 D170 H170 5.5kg、Color:White 4620円、(下) BALCONIA 800、W800 D170 H170 6kg、Color:White 5060円/スイスパール(パシフィックファニチャーサービス http://pfservice.co.jp)
GUHL CHAIR、W790 D540 H610 24.2kg、Color:Grey 14万8500円/スイスパール(パシフィックファニチャーサービス http://pfservice.co.jp)
1894年に建築資材メーカーとして創業したスイスパール社のプランターは独自製法のファイバーセメントで作られており、主にファサードや屋根に用いられる。
その事実が示すように、雨や乾燥、気温の変化に強く、今もヴィンテージが人気を誇るほどの耐久力を誇る。
シンプルで上品な形状ながら、質感があり、陶器を思わせる豊かな表情も魅力だ。
同社は1950年代にはル・コルビュジエ、オスカー・ニーマイヤー、アルヴァ・アアルトといった巨匠たちの建築プロジェクトに資材を提供しており、ファイバーセメントにおける技術革新で、彼らのデザインに自由と創造性を与えた。
プランターを作り始めたのは1952年のことで、スイスの著名なデザイナー、ウィリー・グール(Willy Guhl)がデザインを担当し、著名な展覧会で受賞も果たしている。
多くの巨匠デザイナーが愛した資材のプランターを、グリーンライフの相棒に迎えてみてはどうか。
[問い合わせ]パシフィックファニチャーサービス
https://www.pfsonline.jp