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一流デザイナーを迎えた3車種



デザインだってご覧の通り。

元アウディやメルセデス・ベンツのデザイナーを迎えて作られたオリジナルデザインは、ひと昔前の中国車のようなイメージはなく、最新の国産や欧州車と見比べても引けをとらないだろう。



ATTO 3に続いて、2023年中頃にはコンパクトカーの「DOLPHIN(ドルフィン)」、2023年下半期にはセダンタイプの「SEAL(シール)」も発売される予定。

世界の約半分の電気自動車が走っている中国から、電気自動車の本格的な上陸が始まるようだ。

コンパクトタイプの「DOLPHIN(ドルフィン)」。

コンパクトタイプの「DOLPHIN(ドルフィン)」。


中国の人口は日本の10倍以上。優秀な人材もそれだけ豊富だからこそ、ドローンや太陽光、電気自動車……等々、さまざまな分野で中国は世界を席巻できるのかもしれない。

少なくとも自動車メーカーにとって電気自動車市場としての中国は無視できない存在で、こぞって中国の自動車メーカーと業務提携を進めている。

BYDも、2010年からメルセデス・ベンツと、2020年にはトヨタとも合弁会社を設立し、電気自動車の開発・販売を目指している。

セダンタイプの「SEAL(シール)」。

セダンタイプの「SEAL(シール)」。


電気自動車の時代は、メイド・イン・チャイナの車が世界の道路を席巻する、かも!? それを確かめるためにも、まずは来年1月に発売されるATTO 3をしっかりチェックしたい。

籠島康弘=文

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