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2022.10.08

電気だけで93km。トヨタ「ハリアー PHEV」は街乗りを極めたSUV、装備も最強だ

新型「ハリアー」PHEV

新型「ハリアー」PHEV

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ミドルクラスの都市型SUVとして人気のトヨタ「ハリアー」に、プラグインハイブリッド(PHEV)が追加された。

多くの部品を共有する「RAV4」には既にPHEVがラインナップしていたから、いつかはハリアーもと思っていたけど、ようやくの登場だ。

もともとハリアーは街乗りを重視したモデルだけあり、都心の街並みがよく似合う上質&エレガントなフォルムを纏っている。

が、それだけではない。

街乗りだけなら、スタンドいらず!?

こちらのボディカラーは「ダークブルーマイカ」。

こちらのボディカラーは「ダークブルーマイカ」。


街乗り重視ってことで、ストップ&ゴーが多い街中でも低燃費という魅力がある。

デビュー時からラインナップしている2Lガソリン車はWLTC燃費15.4km/L(2WD)/14.7km/L(4WD)だし、2.5L+モーターのハイブリッド車なら22.3km/L(2WD)/21.6km/L(4WD)。

そしてこの度、20.5km/L(4WDのみ)の2.5L+モーターのPHEVが追加されたってわけ。



燃費の数値だけみるとハイブリッドモデルにわずかに及ばないけれど、PHEVの魅力はほかにもある。

そのひとつが「街乗りだけならガソリンスタンドに行く手間が省け、ガソリン代も削減できる」ってこと。

ハリアーPHEVは、モーターのみで最大93kmも走れる。これだけ走れるなら、毎晩充電さえしておけば、街乗り、つまり毎日の通勤や買い物程度は全部電気自動車として走れてしまうだろう。

それどころか東京から小田原までならガソリンを一滴も使わずに行けるポテンシャルがあり、もちろん電気自動車と違うから、必要ならエンジンが働くため、電欠の不安も不要だ。



もうひとつは、出掛けた先で「電源車」として利用できるってこと。

ほかのハリアーではオプションの「AC100V・1500Wコンセント」が今回のPHEVのラゲッジには標準装備されているから、キャンプ地なら電気ポットが、サーフィンなら電動シャワーが使える。

もちろん災害などでの停電時には非常用電源として活用できる。


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