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見た目も装備も“標準”で都会派



さらにスタイルも魅力のハリアーの中で、PHEVだけの特別な装いも与えられた。

フロントバンパーのシルバー加飾がPHEVだけスモークメッキまたはブラック塗装となり、ドアハンドルも唯一ボディ同色になっている。



また足元はハリアーの中で最大の専用19インチアルミホイールが与えられている。

もちろんシートも、ガソリン車やハイブリッド車の最上級グレード同様、本革シートが標準で備わる。ちょっとシックでエレガントなハリアー、って感じ。

また、サラウンドビューで床下が透けたように見え、自車の周囲の足元を確認しながら悪路を走れる床下透過機能付きパノラミックビューモニターや、置くだけ充電、リアシートヒーターなど他グレードではオプションの便利な機能が、PHEVだけは標準で装備されている。

写真はレクサスESの床下透過機能付きパノラミックビューモニター。こんな風に路面を確認しながら運転ができる。

写真はレクサスESの床下透過機能付きパノラミックビューモニター。路面を確認しながらの運転もできる。


こんな風に、見た目も機能も都会派ハリアーの頂点モデルなのがPHEV。車両本体価格620万円と、お値段もハリアーの頂点プライスだ。

ただ、ちょっと心配なのが現在PHEVを除くハリアーの納車時期については「詳しくは販売店にお問い合わせください」状態ってこと。

写真はハリアーのZレザーパッケージ。

写真はハリアーのZレザーパッケージ。


そうした中でPHEVは「10月31日から販売します」としているが、果たして納車はいつになるのか……。

しかし、納期の長さは昨今の人気車種の新型ではもはや宿命。ようやく登場したハリアーのPHEV、焦らずじっくり待つ甲斐は十分にありそうだ。

籠島康弘=文

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