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2022.09.30

ファッション

スウェットを大人っぽくコーデするには「ブルックス ブラザーズ」のスラックスが欠かせない


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Tシャツの季節が終わりを迎えると、次にやってくる主役はスウェットだ。

デニムとの相性は言わずもがな、チノや軍パン、さらには共地のスウェットパンツでセットアップもOKの万能選手であり、きっと誰もが持っている超基本アイテムである。

ただ、そうしたボトムスとのコーディネイトは若い頃から変わらないため、いささか新鮮味に欠けるのも本音。

若者に寄せていると思われるのは本望ではないし、ともすると'90年代に席巻したスタイルのまま時代が止まったおじさんに映るかもしれない。そうした王道のアメカジも格好いいけれど、そればかりでは芸がない。

重ねた年齢や今の気分的に正直どうなのか?と思うのだ。

 

パーカ2万5300円/ウエスタン ハイドロダイナミック リサーチ(タトラスインターナショナル 03-5708-5188)、パンツ1万7600円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)、スニーカー8800円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン 03-3476-5624)


ならば、スラックスに白羽の矢を立てよう。

ビジネスシーンでは日常的に脚を通すものの、休日には疎遠になる読者も多いだろう。が、年相応のきちんと感をもたらすこの一本が、ラフなスウェットスタイルをイイ具合に格上げしてくれるのだ。

同時に、肩肘張らないアスレチックウェア×上品なドレスパンツという相反するミックスによって、いつもの格好が俄然フレッシュに、大人の佇まいへと見違えるのである。

先述のようにスウェットは合わせるボトムスを選ばない深い懐の持ち主ゆえ、水と油なイメージもあるスラックスでも難なく受容する。

 

スウェット7590円/クイックシルバー(ボードライダーズジャパン 0120-32-9190)、パンツ1万7600円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)、ベルト1万6500円/トリーレザー(メイデン・カンパニー 03-5410-9777)、スニーカー1万2650円/リーボック(リーボック アディダス 0570-033-033)、腕時計125万4000円/ブランパン(ブランパン ブティック銀座 03-6254-7233)


なかでもブルックス ブラザーズ(以下、BB)のそれとは特にハマりがいい。

片やアメカジの代表的なトップス、片やアメトラの殿堂ブランドと、アメリカンスタイルを象徴する同士なので、テイストこそ異なれど最高のマリアージュを味わえる。コットンスラックスを取り入れたこちらのふたつの例が何よりの証明だ。

そう、手持ちのワードローブを活かしながらマンネリ気味のファッションをアップデートできるBBのスラックスこそ、FUNカジュアルを楽しむ近道のひとつなのだ。

清水健吾、高橋絵里奈=写真 来田拓也、松平浩市=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 安部 毅、いくら直幸、礒村真介(100miler)、今野 壘、髙村将司、増山直樹=文

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