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バギーズとセットで持ち歩くエコバッグ

平山さんがパタゴニアとの距離を一気に縮めたのは、30代を迎えた頃から。



「パタゴニアを積極的に手に取り始めたのは、独立してからですね。結婚して子供が生まれたのもありますけど、休日は極力リラックスしたいという想いが強くなっていたんです。

チノやカーゴのショーツもありますけど、気軽にはくとなるともっと軽く、手間のかからないものがいい。となれば、ナイロンショーツだろうと。そこで行き着いたのがバギーズです」。



今では頻繁に活躍しているというこちらのバギーズは、10年ほど前に購入したものだが、ワードローブには気負いなく手に取れるものが絶対に必要だと説く。

「汚れても気にならないし、何より楽。それくらいのラフな感覚で取り入れました。何も考えず手に取れるのは大切です。結局、そういったものが着用頻度も高くなりますから。グリーンのバギーズも持っていますよ」。
 


バギーズとセットで持ち歩くのがこちらのエコバッグだ。

「5年ほど前に鎌倉のパタゴニアで購入しました。特に何用というわけではないのですが、とりあえず車の中に常備しています。

この大きさですし、いろいろ使い勝手がいい。買い物のときはもちろん、子供と公園へ行ったり、家族とピクニックやアスレチックを楽しむ際にも活躍します。洗濯できるのもありがたい」。



今も、鎌倉のパタゴニアには足を運んでいるという。

「葉山に親戚のお墓があるので、お墓参りの流れで逗子へ行ったり、横須賀へ行ったり、鎌倉へ行ったりします。鎌倉へは家族でドライブがてら行くことも多いですね。

その際には、絶対にパタゴニアへ寄っています。あのロケーション、なんだかすごく買って帰りたくなるんですよね(笑)」。



当然、鎌倉の散策時の相棒はこのエコバッグである。

「自宅からは1、2時間くらいなんですけど、車を下りて、鎌倉野菜を買い、その足でパタゴニアにも寄る。

そしてランチを済ませ、ゆっくりとお茶して帰るのが基本的なスケジュール。もはや自分の中でパタゴニアは定番になりましたね」。



「そういえば、鎌倉では道行くおばあちゃんもパタゴニアを着ていたりするんですよ。その土地にブランドが根付いている証ですし、自分もそんなイメージで今後も付き合っていくと思います」。

パタゴニアは間違いなくアウトドアブランド。だからこそ際立つフィロソフィーや気取らないスタンスが魅力だ。

平山さんも「筋が通っているブランド感」と、「普通なんだけど格好いい」デザインが気に入っていると話す。こんなブランド、なかなかないと思うのだ。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=文

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