「弊社の看板娘」とは……
この連載、インタビューの冒頭で「ご出身はどちらですか」と聞く。その際、「超田舎で」と返されるとほっこりする。今回は石川県能美市でした。
降りたのはJR目黒駅。
▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 江戸元禄時代に開かれた権之助坂を下る。
ほどなくして目黒川に到着。お目当てのビルの7階に上がるとーー。
いました、看板娘。
さっそくご登場いただきましょう。
「よろしくお願いします」。
こちらは企業向けSNSマーケティング支援を中心に事業を展開する「テテマーチ」の広報担当、吉田明希さん。
生まれ育った石川県能美市は九谷焼が有名。さらに、松井秀喜の出身地なので「松井秀喜ベースボールミュージアム」がある。
「ただ、うちの実家は能美市の中でもかなり田舎のほうで、いちばん近いコンビニまで徒歩だと1時間ぐらいかかるんです。熊も出るため、登下校時は熊よけの鈴が必須でした」。
明希さんには2歳上のお兄さんがいて、子供の頃はその友達と一緒に遊んでいたという。
現在、地元でジムのインストラクターをしているお兄さん。
「家の近くに川があって、夏はそこに飛び込んで遊んでいました。あと、小学校の裏山に登ったりとか、そんな感じですね」。
近所の清流。
お兄さんの影響で保育園の頃から習い始めたのはトランポリン。これによって柔軟性やバランス感覚が鍛えられ、運動神経が良くなったそうだ。
運動会の騎馬戦では大将を務めた(左の白組が明希さん)。
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