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2022.08.04

ライフ

古内東子と平山祐介、親友である2人が語る等身大の恋愛論



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今年デビュー30周年を迎えるシンガーソングライターの古内東子さん。名曲『誰より好きなのに』をはじめ、数々の恋愛ソングを世に送り出し、ファンからは“恋愛の神様”と呼ばれる人だ。

実は古内さんとオーシャンズのモデル・平山祐介さんは、10年以上親交のある飲み友達。今回はそんなふたりをお呼びし、恋愛をテーマに語り合っていただいた。

実は“恋愛の神様”と呼ばれることに違和感

[左]平山祐介●1970年生まれ。オーシャンズ看板モデル。俳優としても活躍し、現在公開中の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』では蒙武役を熱演した。[右]古内東子●1972年生まれ。シンガーソングライター。レコード会社に送ったデモテープがきっかけとなり、上智大学在学中にソニー・ミュージックからデビュー。30周年を記念したニューアルバムを引っさげ、全国でライブを開催中。

[左]平山祐介●1970年生まれ。オーシャンズ看板モデル。俳優としても活躍し、現在公開中の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』では蒙武役を熱演した。[右]古内東子●1972年生まれ。シンガーソングライター。レコード会社に送ったデモテープがきっかけとなり、上智大学在学中にソニー・ミュージックからデビュー。30周年を記念したニューアルバムを引っさげ、全国でライブを開催中。


平山
 俺らが知り合ってから、もう10年以上になるんだねぇ。 

古内 祐介くんとはずっと飲み友達で、今ではお互い結婚して子供もいる。もう家族ぐるみの付き合いだもんね。

平山 東子さんに会う前から「シンガーソングライター・古内東子」のことはもちろん知ってたけど、実際話してみるとイメージとちょっと違ったんだよね。



古内 え、そうだったの?

平山 もちろんいい意味で(笑)。世間では“恋愛の神様”って呼ばれていたけど、中身は全然そうじゃなかったからさ。そもそも俺らはこれまで、恋愛トークってほとんどしたことないよね。

古内 今だから言えるけど、“恋愛の神様”って呼ばれることには違和感があったの。だって恥ずかしい……。自分をさらけ出して恋愛について歌い続けてはいるけど、神様って呼ばれるほど世の女性をリードしてきたわけじゃないし。

平山 そういう世間のイメージとのギャップも俺には心地良かったよ。もしも“世の代弁者”みたいな顔して恋愛を語られていたら、こんなに長い付き合いはできなかったと思う。

古内 私たち、たわいのない話ばかりしてるもんね。

平山祐介が思わずズッコケた! 女心を歌った曲



平山 東子さんのファンって、やっぱり女性が多いの?

古内 今は40〜50代の男性が7割ぐらいかな。

平山 まさにオーシャンズ世代じゃん! 言われてみればライブも男率高いよな。俺もそのひとりだけど。

古内 うん。

平山 確かに東子さんの曲って、男がハッとさせられる魅力があるというか、俺なんかズッコケちゃうときあるもん!

今年2月にリリースされた最新アルバム『体温、鼓動』。デビュー曲「はやくいそいで」のセルフカバーも収録されている。

今年2月にリリースされた最新アルバム『体温、鼓動』。デビュー曲「はやくいそいで」のセルフカバーも収録されている。


古内 ズッコケる?

平山 例えば、最新アルバムに収録されている『時はやさしい』という曲。

古内 あぁ、あれは確かにドキッとする男性も多いかも。

平山 昔の恋人と偶然街ですれ違う曲なんだよね。あんなに愛したんだから、いつか再会するときが来たら気持ちが戻るかもしれないって思ってたのに、実際に会ってみたら意外と私大丈夫じゃん。時間が経ってるからね!っていう歌詞。

古内 リアルな「女子」らしい曲なんだよね。

平山 「やさしいってそういう意味?」って、初めて聴いたときはズッコケた!

古内 ふふ。



平山 曲の入り口はジャジーでシリアスな感じなのに、途中からテンポが変わって、過去の男に会っても意外と何とも思わなかった!ってあっけらかんと歌う感じ。女性ってすごいなって思った。曲調と歌の内容にもギャップがあるよね。

古内 あえてそこをずらすのが私流。

平山 だからすごい印象に残る。

古内 男性は別れても、女性がちょっとくらい自分のことを好きでいるんじゃないかって思ってるよね。

平山 まあ……若い頃はそうだったかなぁ。ま、50年も生きてると、流石に違うって気付いたけど(笑)。

バブリーな昭和から、恋愛はどう変わった?



平山 東子さんはずっと恋愛をテーマにしてるけど、昔と変わったなっていうことはある?

古内 曲の作り方はほぼ変わらないけど、昔とは男女の関係性に変化があったから、それは歌詞の端々に出ていると思う。

平山 なるほどなぁ。

古内 私がデビューした'90年代は、まだ昭和って感じで「男性は女性をエスコートするもの」「告白も男性からするのが常識」とされていたでしょ?

平山 確かに。



古内 だけど今は、女性の目線から男性を守ってあげたいという表現が、自然と出てくるようになった。「男性の背中を見ながら三歩後ろを歩く」というよりも、「対等に肩を並べて歩いていく」時代になったというのかな。それは私の歌詞にも表れていると思う。

平山 うんうん。

古内 デビュー当時の音楽業界は、まだバブルを引きずっていたしね。小室哲哉さんの全盛期で、番組の共演者がほぼ小室ファミリーって日もあった。

平山 うわ、懐かしい!



古内 昔とは恋愛のツールもだいぶ変わったよね。

平山 今はスマホがあるからなぁ。俺らが中高生の頃は、好きな人に電話するだけでも一大事だったもんな。自宅の電話に掛けるしかないから、相手の親という関門を突破するのに四苦八苦してさ。

古内 今では告白もLINEで済ませるのが普通みたい。

平山 あ、それ俺も聞いたことあるなぁ。

古内 マッチングアプリで出会うカップルも多いしね。私はやったことがないから分からないけれど、もしもマッチングアプリをテーマにしたらどんな恋愛ソングが書けるんだろうって、考えることはある。

平山 その恋愛ソングは聴いてみたいな。

息子を持ってわかった、男性のリアル



平山 東子さんは、結婚して親になった経験が曲作りに影響を与えることってあった?

古内 直接的にはないんだけど、男の子の親になって、「男性」という存在を少し理解できるようになったとは思う。

平山 へぇ、どんな風に?

古内 がっかりしたというか。



平山 それどういう意味よ(笑)。

古内 悪い意味じゃなくて、男の子は私が思っていたよりシンプルなんだなと。思考回路がわかりやすいんだよね。

平山 確かにそうかも。うちの息子も3歳ですでに格好つけるんだけど、それがあまりにもわかりやすくて、すげー単純だなって思う。でも、待てよと。「それ、俺のマネしてんのか!?」ってね(笑)。

古内 可愛い。自分が恋愛で対峙していた相手が、実はこんなにシンプルな存在だったんだと気付かされて、ちょっとがっかりしたの。

平山 そういうことか!



古内 少なくとも相手は、私のように愛についてこねくり回したり、深く考えたりしてなかったのかもって。息子を見てるとすごく思うの。

平山 なるほどね。まぁ、俺もそうだけど、基本男は大人になっても変わらないかもなぁ。

古内 そこが男性の魅力でもあるけどね。


平山 東子さんは今、ライブで全国を回ってるんだよね?

古内 うん、今年は結構いろいろな場所で歌わせてもらってる。8月5日(金)には、東京スカイツリー内のプラネタリウムでライブをする予定だよ。

平山 星空を眺めながら東子さんの歌を聴けるなんて最高じゃん。俺も行こうかな!

デビュー30周年記念ライブを開催中!

■「Live in the Dark」
日程:8月5日(金)
会場:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン

■古内東子「体温、鼓動」
①神戸開催
日程:8月14日(日)
会場:海辺のポルカ

②仙台開催
日程:8月28日(日)
会場:誰も知らない劇場

③静岡開催
日程:9月18日(日)
会場:静岡LIFE TIME

④大阪開催
日程:10月6日(木)
会場:大阪TTホール

⑤東京開催
日程:10月11日(火)
会場:東京国際フォーラムホールC


山本 大=写真 ぎぎまき=文

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