▶︎すべての画像を見る 言わずと知れた「時計の王様」、ロレックス。
デイトナやサブマリーナー、エクスプローラーにGMTマスターIIなど、スポーツモデルをはじめとした人気モデルは、夏のファッションともすこぶる相性がいい。
そこで、ファッション巧者が実際に使っているモデルを確かめるべく、初夏の装いで賑わう街角で調査をスタート!
第3位:エクスプローラーⅡ
まず目にしたのが、スポーツモデルの中でも個性の強いタイプである「エクスプローラーⅡ」。1953年に“探検家”の名を携えて誕生したエクスプローラーの上位機種だ。
ファッション好きから支持される理由は、ダイナミックなボリュームとインパクトのあるデザイン。初代から大きく仕様を変えることが少ないロレックスにあって、1971年のデビュー以降、デザイン変遷が著しい稀有な存在としても知られている。
ロングセラーモデルゆえ流通量が安定しており、アンティークウォッチを扱うショップで理想の個体を求めてディグるのもあり。モデル名に恥じない堅牢性を備え、タフに長く愛用できる点も見逃せない。
第2位:デイトジャスト
世代を超えて高い着用率を誇ったのが、クラシックウォッチの典型である「デイトジャスト」。3時位置の小窓に日付を表示する仕様がモデル名の由来だ。
どんな服装にも馴染みやすいミニマルデザインは、シャツの袖口なら上品に、半袖カットソーの手首では小粋に、その魅力を漂わせる。文字盤はさまざまな色や仕上げ、素材で展開されているので、自分の感性に寄り添う相棒も見つけやすい。
このモデルも流通量が多く、豊富なデザインバリエーションを展開する。素材やコンディション次第では、アンティーク市場で30万円台から購入が可能だ。
クラシカルな雰囲気と実用性を兼ね備えたデイトジャストは、日常使いに最適な時計といえるだろう。
第1位:サブマリーナー
街角人気ナンバーワンのロレックスは、絶大なる人気と地位を確立している「サブマリーナー」に決定! 1953年に世界初のダイバーズウォッチとして誕生した、不朽の名作だ。
海から街までフィールドを問わず活躍し、「この腕時計が一本あれば買い替え不要」と断言する人もちらほら。世界最大規模のメンズファッション見本市ピッティウオモで、多くのファッション業界人の腕元を彩っていることからも、その真価が窺い知れる。
日焼けした肌にキリリと引き締まった表情のサブマリーナーを組み合わせれば、夏の装いはパーフェクト。
現在はリセールバリューの高騰もあいまって購入しにくい状況が続いているが、チャンスがあればぜひ入手したい憧れ時計の筆頭だ。