▶︎スナップをすべて見る。 一枚で楽しむだけでなく、軽い羽織りものにもなるシャツは、今の季節、何かと役立つ。
では、どんなシャツを選ぶと良いのか?
そこで、街角で見つけた“シャツ上手”たちのスナップから、人気の色柄を7パターン抽出。架空のシャツコーデ一週間を組み立ててみた。
土曜:涼しげな「ブルーストライプ」
伊海田匡昭さん(37歳)
まずは一大トレンドのストライプからスタート!
色彩心理学の観点では、青色には爽やかさや知的さ、誠実さなどの効果があるといわれている。若々しい印象を与えるストライプとの組み合わせは、まさに鬼に金棒状態なわけで。
「気温が上がってきたので涼しげな色を意識した」と言う伊海田さん。トラッドスタイルと相性抜群のロンドンストライプで、首周りはスッキリとしたバンドカラー。重めの色でまとめた下半身とのバランスも秀逸!
日曜:個性を放つ「柄モノ」
水井裕一さん(40歳)
気温も上がって夏っぽさが漂う日曜日は、半袖の柄シャツが大本命。
ひと口に柄モノといっても、そこに描かれるものは多種多様。ブランドのアイデンティティに共感して、あるいはアーティスティックなパターンに惹かれて。理由はなんであれ、コーディネイトに華やぎを添える最適解となることは間違いない。
音符が踊るスインギングなシャツを着こなす水井さんは、タックインして柄の面積を抑えることで、分別をわきまえた大人の装いに昇華している。
月曜:清潔感のある「白」
野田 健さん(23歳)
基本にして王道の白シャツは、一週間のスタートを切るにはもってこい。
最大の魅力は、なんといっても圧倒的な清潔感。無精髭だろうが、無造作ヘアだろうが、白いシャツさえ味方につければ、たいていの人の目には好印象に映るもの。
野田さんの場合はボタンをひとつ外して、白Tシャツをチラ見せ。シャツ単体で着るよりも、こなれた感じを演出している。インディゴデニム&ボリュームのあるレザーシューズとの合わせも上手い!
火曜:爽やかな「サックスブルー」
阿部大貴さん(31歳)
シャツは、羽織りものにもなるから便利なのだ。阿部さんは、洗いざらしでラフな仕上げのサックスブルーのシャツをチョイス。身幅の広さを活かし、フロント全開でジャケット風の着こなしを楽しんでいる。
爽やかカラーがコーディネイト全体に明るさをもたらし、どんなアイテムともマッチする。黒×オリーブカラーという武骨な配色にも爽やかさが漂う。上手いカラーコーディネイトだ。
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