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夫婦仲が良くなった人の多くは「妻との会話が増えた」



「夫婦仲が良くなったと感じた」人からは、コミュニケーションに関するポジティブな理由が多く寄せられた。例えば……
「在宅勤務が増え、日常的に会話をするようになった」(40代・東京都)

「一緒に過ごす時間が増え、お互いの考えを理解できるようになった」(30代・大阪府)

「毎週末、寝る前に2人で酒を飲むようになった」(40代・兵庫県)
特に顕著だったのが、「在宅勤務になったことで、妻との会話が増えた」と答えた人が多かったこと。

コロナ前は夜遅くに帰ることが多く、土日しか会話をする機会がなかった」という意見にもあるように、通勤時間が減り、接待や飲み会などがなくなったことで家にいる時間が増え、自ずと夫婦でコミュニケーションをとる機会が増えたのかもしれない。

ちなみに、家にいる時間が増えたことで、こんな変化も。
「家事の手伝いをするようになって、感謝されている」(40代・千葉県)

「家事の分担が平等になった」(40代・神奈川県)

「時間的余裕ができて育児に協力できるようになった」(30代・京都府)
多くの人が、家事や育児に協力できるようになったことを実感しているというのだ。どうしても女性に負担がかかってしまいがちな家事・育児だが、働き方の変化は、こうした不平等の解消にもひと役買っているようだ。

ほかには、「性行為が増えた」「喧嘩をしなくなった」「力を合わせて困難に立ち向かえた」「共感することが増えた」といった声もチラホラ。上手くいっている夫婦は、お互いの価値観を共有している傾向が強い。

では、夫婦仲が悪くなった理由は?



それでは、反対にコロナ禍をキッカケに夫婦仲に亀裂が生じているケースを見てみよう。
「必要以上に一緒の時間が多い」(40代・兵庫県)

「一緒にいる時間が長くなり口論が絶えなくなった」(40代・大阪府)

「休日に出掛けられず、家の中で過ごす時間が増え小さい摩擦が増えた」(40代・埼玉県)
「夫婦仲が良くなった」と感じる人とは対照的に、「顔を合わせる時間が増えて、喧嘩が増えた」という意見が圧倒的多数を占めた。

なかには、「もともと仲が悪かったが、妻のダメな部分が見えてさらに悪化した」という意見も。コロナが直接的な原因というよりも、そもそも夫婦関係が冷めていたり、相性の不一致がコロナ禍で表面化したとも考えられる。

ほかには、給与の減少セックスレス子供の育児を理由に挙げた人も見受けられた。
「スキンシップが極端に減っている」(30代・東京都)

「子供が産まれ、お互いにイライラするようになった」(30代・神奈川県)

「収入が減って悩みが増えたから」(40代・京都府)
夫婦仲が悪くなったという人には、コロナ以外の外的要因も少なからず影響しているようだ。


今回のアンケート結果を通して、一緒にいる時間が増えたことが、夫婦仲の良し悪しに大きな影響を及ぼしていことがわかった。あなたの夫婦仲はどうだろうか?

次回は、世の男性が抱える妻には言えない悩みについて深掘りしていく。


ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚の30〜49歳の男性200人

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