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4.月面も行けそうなルノー「メガーヌセニックRX4」

「メガーヌセニックRX4」(1999年5月〜2003年7月)

「メガーヌセニックRX4」(1999年5月〜2003年7月)


コンパクトハッチバックの「メガーヌ」を上方向に拡大し、広い室内を備えたのが「メガーヌセニック」。

たったそれだけであっという間に本国でベストセラーとなり、シトロエンやオペルなどから追随車が登場した。

そんな人気モデルに悪路走破性が与えられたのが「メガーヌセニックRX4」だ。その見た目から一部で月面探査機と呼ばれたりした。



サスペンションの変更とタイヤサイズ拡大を受け、全高はベース車より120mmアップ。スペアタイヤを背負い、リアハッチは上のガラスハッチ部分と下のゲート部分で分割されたのもRX4だけの機能だ。

ちなみに4WDシステムは「ゲレンデヴァーゲン」をメルセデス・ベンツとともに開発したシュタイア・ダイムラー・プフ社のものを搭載した本格派だ。

5速MTのみということもあって商業的には厳しかったようで、セニックが2代目へフルモデルチェンジした際にラインナップから外れてしまった。


5.遊びのお供にホンダ「エレメント」

「エレメント」(2003年5月〜2005年4月)

「エレメント」(2003年5月〜2005年4月)


アメリカの20代をメインターゲットに若手アメリカ人スタッフによって開発された、ホンダの逆輸入車。

最大の特徴は左右ドアが観音開きなので開口部が大きいこと。これはボードを持ったままでも乗り込みやすいなど、遊びの相棒として企画されたためだ。



また後席を左右に跳ね上げれば、マウンテンバイクを2台積めるくらいフラットなラゲッジを作ることができる。

防水性の高いフロアは濡れてもモップで拭けるし、シートも濡れたウエットスーツでドカッと座れる撥水加工が施されている。

リアゲートは上下分割式で、下のゲートに座っていい波が来るのを待つ、なんてこともできる。



アメリカでは2002年から2011年まで約9年も販売されたが、日本ではなぜか振るわず、わずか2年ほどで販売終了に。最近はその独特のスタイルと使い勝手の良さから、再評価されている。

籠島康弘=文

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