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2022.05.13

ファッション

元木大介が選ぶNIKEスニーカーのベストナイン。ついでに“クセ者”も聞いてみた!



「偏愛スニーカー三番勝負」とは……

読売ジャイアンツでヘッドコーチを務める元木大介さんは、スニーカーヘッズでもある。

所持するスニーカーは数知れず、新作のチェックも欠かさない。前回は打線の中軸となるクリーンナップ的3足を選んでもらったが、その脇を固める面々も気になってくる。

ということで今回は、クリーナップ以外のベストナインを独自の目線でチョイスしてもらった。

▶︎記事末の動画もチェック!

元木大介●1971年生まれ、大阪府出身。読売ジャイアンツ在籍時、ユーティリティープレーヤーとして、4度の日本一に貢献。その野球センスは、当時監督を務めた長嶋茂雄氏をして「クセ者」と絶賛された。2005年に引退後、2019年に読売ジャイアンツの一軍内野守備兼打撃コーチに就任。今季からは、一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチとして腕をふるう。

元木大介●1971年生まれ、大阪府出身。読売ジャイアンツ在籍時、ユーティリティープレーヤーとして、4度の日本一に貢献。その野球センスは、当時監督を務めた長嶋茂雄氏をして「クセ者」と絶賛された。2005年に引退後、2019年に読売ジャイアンツの一軍内野守備兼打撃コーチに就任。今季からは、一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチとして腕をふるう。

【1番】サカイ×ナイキのスニーカー
【2番】シュプリーム×ナイキのスニーカー



前回の内容をおさらいすると、元木さんが選んだクリーンナップは、「ダンク ロー WHAT THE」(3番)、トラヴィス・スコット×ナイキの「SB ダンク ロー PRM QS」(4番)、トラヴィス・スコット×ナイキの「エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG」(5番)、と実に破壊力抜群である。

では、“彼ら”につなげる1番、2番バッターもまた、それらに負けない実力と人気が求められる。例えば1番バッターであれば、メジャーリーグでシーズン最多安打、10年連続200本安打など数々の記録を打ち立ててきた現マリナーズ会長付特別補佐のイチロー氏のような存在。

元木さん曰く「匹敵するスタメンを決めるとしたら、やっぱりコラボになってきますよね」。そこで、元木さんが切り込み隊長として選んだのがこちら。



「1番バッターはやっぱりサカイコラボでしょうね。世界からの評価も高いサカイはファッション的にも影響力がありますし、存在感からして頼もしい」。

2022-23秋冬ウィメンズ パリファッションウィークにて、2年ぶりにパリコレのランウェイに復帰を果たしたことが記憶に新しいサカイ。世界的評価が高いことは、数々の名だたるブランドとのコラボレーションからもよく分かる。

そして、知名度を飛躍的に高めたターニングポイントのひとつが、2015年に第一弾を発表したナイキとのコラボだろう。



「クリーンナップがダンクのWHAT THE(3番)からのトラヴィス(4番)、トラヴィス(5番)じゃないですか。となると、そこへつなげるのであればやっぱりサカイ。

リリースされれば必ず話題を呼びますし、先日発表されたヴェイパーワッフルもすごい人気。サカイとブルックリンを拠点に活動するアーティスト、カウズ(KAWS)との共作で仕上げたブレーザー ローも全色持ってます(笑)」。

確かに発売されれば高確率でヒットを記録すること確実。となれば、2番バッターは定石通りの送りバント的アプローチで選ぶかと思いきや、「もう今はそんな時代じゃない」と一蹴。元木さんが選んだ2番バッターは実に攻撃的だ。



「野球では時につなぎ役も必要ですが、2番にはいいバッターを置くのが今は主流になりつつあります。ならば、ここはやっぱりシュプリームコラボですね。

エア フォース 1もダンクもそうですけど、シュプリームコラボは、かなりの確率でスマッシュヒットを記録する。アパレルでも重要な存在であり続けていますよね」。



確かに現在、投手と打者の二刀流としてメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も、昨季は主に2番バッターとして活躍した。それを考えればシュプリームコラボも納得である。


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