「Camp Gear Note」とは…… 大型連休を前にして、家族や仲間とBBQを計画している人も多いことだろう。
味付き肉を焼いたり、焼きそばを作ったり。シンプルなBBQでももちろん楽しいが、場を盛り上げる秘密兵器的な一品を仕込んでいってはいかがだろう。
誰でも簡単に作れて、かつ写真映えもする。そんな都合のいい料理が、あるのだ。
その名も「シダープランク」。
なんと、木の板を調理道具代わりにして、板ごと焼いちゃう豪快な料理である。早速、作り方をご紹介しよう。
「シダープランク」=「針葉樹の板」
厚さは1cmほどあれば十分だが、厚みがあるほうが反り返りにくい。
「シダー」とは針葉樹、「プランク」とは板のこと。名前から「針葉樹の板を使った料理」であることがわかる。しかしこれだけでは、どんな料理なのかを想像するのは難しいだろう。
簡単に説明すると、水をたっぷり吸わせた木の板に食材を乗せる、板ごとグリルして蒸し焼きにする料理のこと。
木の板が燃えてしまわないか心配になるが、水分を含んでいるので燃えずに鉄板代わりになってくれる、という仕組みだ。
え、まだイマイチ想像がつかない? では、早速作ってみよう。
大きい食材には長め、小さい食材には短め。長さには特にルールはない。
まずは、厚さ1cmほどの板を用意する。樹種はなんでも良い。しかし、食材を乗せるので表面にコーティングや加工のされていない無垢材を選ぼう。
この板に食材を乗せて焼くので、長さは食材に合わせて決める。
食材はある程度ブロック状で使ったほうが見栄え良く仕上がる。使用するグリル台からハミ出さないかもチェックしよう。
ひたひたの水に漬け込んでおく。
カットした板は水に漬け込んでおく。1〜2時間ほど、じっくり水を吸わせたいので、ここまでの作業は出発前に済ませておくといいだろう。ジッパー付きの袋を使うと便利だ。
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