ついに! ヤマハ初の原付二種クラス電動スクーター
「E01」/ヤマハ(ヤマハ発動機 www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e01/)
電動バイクといえば、いわゆる50ccまでの原付クラスがまず思い浮かぶが、最近は大型の電動バイクも現れてきた。
ヤマハもついに、原付二種クラス(125ccまで)の電動スクーター「E01」を7月から投入する予定だ。
低回転で最大トルクを発生するモーター特性を活かし、同社の125ccスクーター「NMAX」と同等あるいはそれ以上の加速性能を発揮。小刻みに走る街中では、特にその敏捷性の恩恵を受けやすいだろう。
さらにエンジン車と違って振動がないから疲れにくいなど、電動スクーターのメリットもたっぷり享受できる、エコで機敏で楽チンな乗り物なのだ。
走行モードは「パワー/スタンダード/エコ」の3種類が用意され、いずれも実験を繰り返すことでエンジン車から乗り換えても違和感のないドライブフィーリングを味わえるという。
最大航続可能距離は約104km。バッテリーは取り外せないが、家庭での充電が可能(100V/200V)だ。電気自動車が利用する急速充電器(CHAdeMO)には対応しないが、同社独自規格の急速充電器には対応する。
ただしこのE01、現状リースのみで展開予定。その狙いは原付2種クラスでの電動スクーターのニーズや利用実態、バッテリーの変化等のデータを取ることにある。
そのため日本以外でも欧州や台湾、インドネシア、タイ、マレーシアの6カ国で同様の実験が行われる。
応募は5月9日から開始予定で、台数は100台。月々のリース料は2万円。これで電動スクーターに乗れると考えれば、実験に協力するのもアリじゃない!?
カフェレーサースタイルの渋い電動バイク
「VMS6」。価格49万5000円/モータリスト https://motorists.jp/
ファンティックやランブレッタなど海外バイクを輸入しているモータリストが、その知見を活かし、オリジナルの電動バイクを開発。それがカフェレーサー風の「VMS6」だ。
モーターは原チャリ相当。だから車の普通免許を持っている人なら気軽に乗れる。
モーターの特性を考えれば、本来ギアはなくてもいいのだが、あえて自動遠心クラッチ式の4速トランスミッションが組み合わされた。
やっぱりガチャガチャとギアを変えるのってバイクの醍醐味だよね! というのが大きな理由らしい。カフェレーサースタイルのクラシカルな見た目にも、確かにクラッチ操作は良く似合う。
もちろんクラシックバイクみたいに “エンスト”することはないから、気軽にカフェレーサースタイルを楽しめるのはファンライダーにはありがたい。
普通免許は持っているけれど原付バイクは乗っていなかったなあ、なんて人でも安心して乗れる格好いい電動バイクなのだ。