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2022.04.09

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プロゴルファー上田桃子が伝えたい言葉「失敗してもいい、日々成長してれば」

上田桃子(プロゴルファー)

上田桃子(プロゴルファー)


当記事は「The Wordway」の提供記事です。元記事はこちら(第1回第2回第3回第4回)。

「昨日の自分を超える」をテーマに各界のトップランナーの言葉を音声とともに届けるメディア『THE WORDWAY』。音声を楽しみたい方はオリジナル版へ。

今回登場いただいたアチーバーは、プロゴルファーの上田桃子さんです。10歳でゴルフを始め、2005年にプロテストに合格。07年のライフカードレディスで初優勝を飾り、その年5勝を挙げ史上最年少の21歳で賞金女王に輝きました。

08年からの6年間は、アメリカ女子ツアーに挑戦。「どん底だった」という苦しい時期となりましたが、その経験が大きな成長につながったと語ります。

勝負強さと、爆発力を兼ね備え、ここまで日本ツアー通算15勝、米ツアー1勝。トップ選手として輝き続ける上田さんから「昨日の自分を越える」ための言葉を探っていきます。

言葉①「気持ちのままに突き進むことで、行動がついてきたり、変わってきたりする」

Q:21歳での賞金女王から14年がたち、昨年は結婚もされました。35歳となった「今」、ゴルフ、プライベートも含めて、どのようなことを大切にされていますか?

35歳だからとか、女性だからとか、ベテランだからとか、いろんな考え方があると思うんですけど、どれも間違ってないなと思っていて、ただ自分はこう生きたいって思う選択をしてるっていう感じです。

Q:自身の根底にある感情に正直に、どんな自分でも受け入れることが大切だと?

そうですね。こうやって話してるんですけど、多分話してる中でこうありたいと思っている部分もあって、結構、自己肯定が一番苦手なので。



Q:若い頃からそういう考えを意識されていたのですか?

以前は逆で、自己肯定できないでここまで来たんです。それに、若い時からそうするのが良かったのかは、分からないじゃないですか。

反発したいと思う時はそれでいいんじゃないかなとも思うんです。

Q:プロとして生きていくと覚悟を決めたのが、高校3年生だったとうかがいました。上田選手は、プロゴルファーとして生きていくという選択に、不安はなかったのですか?

若い時の、目に見えない根拠のない自信じゃないんですけど、「人間の持ってる能力って、昔から10%も使ってないんだよ」っていう話を聞いて、それを鵜吞みにしていました。

10%しか使ってないんだったら、本気になったら残り90%ぐらいあるんだから、本気になった人はプロになれるでしょって。



Q:上田選手が、「昨日の自分を越える」ために大切にしてきた行動や、信念のようなものはありますか?

自分の気持ちにいつも正直にいたというところがすごく大きいと思っています。何でも自分で決めたことに対しては責任が出てくると思うので。


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