言葉②「何かを頑張ろうと思った時に、頑張るスイッチが押せる自分の状態だったらいい」
Q:世界のトップで戦ってこられた経験から、高いレベルで目的意識を保つためのアドバイスやヒントはありますか? 何かを頑張ろうと思った時に、頑張るスイッチが押せるような自分の状態だったらいいのかなと思います。そうじゃない時に無理をしないっていうのをすごく大事に思ってます。
Q:上田さんは、特に学生時代は、どのように目標を立てていたのですか? (両親が)自分の意思を尊重してくれていたのが大きかったかもしれません。あまのじゃくだったこともあり、人から「あぁしなさい」「こうしなさい」と言われていたら、逆にやりたくないと思っていたかもしれません。
Q:スイッチを押した瞬間、自身の中に「押した」という感覚はあるのですか? 分かりますね。(スイッチを)押すときって、常にゴールを切れるわけじゃないので、途中で脱線したりしたときでも、そこにやっぱり到達したいっていうぐらい押したいものなのかっていうのを考える時に、ある程度覚悟がいるので。
だめだった時の事も絶対に考えるので。それを考えてでも、それでも押してみたい魅力的なものなのか、ことなのかっていうのはやっぱ考えますね。
Q:道を選ぶときのポイントのようなものはありますか? 直感を結構大事にするので、あんまり(決断するまでの時間は)長くはないと思います。考えれば考えるほど悩んじゃったり、迷っちゃったりするじゃないですか。
Q:プロ2年目には史上最年少で賞金女王に輝きます。ただ、達成感と同時に、次の「スイッチ」をみつけるのに苦しんだとも伺いました。 私は多分、人よりも成功って言われる結果が早かったので、あまりいろんなことを経験せずしてトップになれたっていうことに、もちろん嬉しさもあったんですけど、少し寂しさもありました。「え、もう取れちゃったの?」っていう感じでした。
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